不二家が説明するキャンペーンの趣旨
不二家も2025年11月に「世界的な原材料や包装資材の価格高騰、輸送コストの上昇」として、菓子の一部商品を値上げ。2026年2月からも菓子の一部商品を約11~20%価格改定を発表し「企業努力で対応できる範囲を超える状況」と明かしている。
「普段667円という価格帯に手が出ない層に対して『まずは知ってもらう』という入口戦略として有効なキャンペーンだと思いますが、消費者が通常の販売価格を知って『半額なら手が届きやすい』『定価で買うほどでもない』という声が多い現状は、企業にとっては複雑だと思います」(前出・社会部記者)
同社は「あらゆるもので値上げが続く中、気軽においしいスイーツを楽しんでいただくことで少しでもお客様を応援したい」と、キャンペーンの趣旨を説明。
応援価格商品として『ガナッシュショコラ』『苺とレアチーズ』『苺のボンブショート』を各518円で提供するなど、価格帯を抑えた商品ラインナップの拡充にも取り組んでいる。
昨年のキャンペーンでは開店直後から行列ができる店舗もあり、《整理券が配られた》《お昼には売り切れていた》という報告がSNSに寄せられている。今年は対象商品が2種類に増えたことで、さらなる混雑が予想される。
かつて300円台で買えた「ちょっとしたご褒美」は、いつの間にか600円を超える「特別な贅沢」になっていた。不二家の半額キャンペーンは、そんな時代の変化を改めて消費者に突きつけることになりそうだ─。

















