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ー 「円満卒業」ではない過去

 女性アイドルグループ・モーニング娘。の元メンバーとして知られる北川莉央が4月1日、テレビ東京の入社式に出席し社会人生活をスタートさせた。

「円満卒業」ではない過去

 元アイドルの女子アナとして思い起こされるのは、グループの先輩でもある紺野あさ美だろう。

「紺野さんは2001年に14歳でモー娘。5期メンバーとして加入。2006年に芸能界を離れ、高等学校卒業程度認定試験を経て慶應義塾大学へ入学。在学中は一時的に芸能活動へ復帰しますが、卒業後はアナウンサーとしてテレビ東京へ入社しました。北川さんも2019年に15期メンバーとして加入。明治学院大学に通いながら芸能活動を続け、テレビ東京のアナウンス職の内定を得ました」(スポーツ紙記者、以下同)

 ネット上でもその点に注目した声が聞かれる。

《元モー娘。の北川莉央さんがテレ東に入社したらしい。ハロプロからは紺野あさ美さん以来かな》
《元アイドルとしての経験や表現力は強みになるはず。新しい挑戦として期待できると思う》

 ただ、紺野と北川のキャリアは似通っているものの、北川は2025年の“流出騒動”をきっかけにグループを卒業している。

「2025年のはじめから、北川さんと男性が親しげに映る写真や、ほかのメンバーを批判する記述などが入った北川さんの裏アカウントと見られる画像が出回りました。北川さんは自分のものだと認め、芸能活動休止を発表しています。同年末でグループを卒業したのちに、局アナに転身する形となりました。やはり“円満な卒業”とは言い切れないため、ファンからはその“転身”に《なんかモヤモヤする》といった声もあがっています」

 北川の今回のテレ東入社は、単なるキャリアチェンジではなく、“信頼を積み直す再出発”という側面も強いと語るのは業界関係者だ。

「もちろん北川さんには元アイドルアナウンサーという点で注目が集まっています。しかし、その肩書きに甘んじることなく、アナウンサーとしてきちっとキャリアを積み重ねる必要があります。特にテレビ東京の女性アナウンサーは、ニュース原稿などを読み上げる機会が他局に比べて多いので、まずは地道に仕事に取り組む必要があるでしょう」

 もとより華やかなイメージに比して、アナウンサーは地味な仕事でもある。

「原稿を正確に読み伝える力はもちろん、取材対象との信頼関係を築くコミュニケーション力や現場での瞬時の判断力といった積み重ねがそのまま評価に直結します。芸能活動を経験している北川さんにとって、それらの仕事は慣れた部分もあるでしょう。アナウンサーとしてのキャリアに生かしてほしいところです」

 彼女に対する真の評価は、これから重ねていく一つひとつの仕事で定まりそうだ。