目次
Page 1
ー 近隣住民は「こんな物騒な事件は初めて」
Page 2
ー 「毎日のように送り迎え」していたのは祖母

 姿を消してから、3週間――。

 懸命な捜索が続いていた、京都南丹市立園部小学校の新6年生・安達結希さん(11)。4月13日、京都府警が市内の山中の捜索において、男児と見られる遺体を発見した。

近隣住民は「こんな物騒な事件は初めて」

 遺体発見の前日である12日には、子ども用の黒い靴が見つかっていた。

「捜査関係者によると、園部小から南西に約6km、自宅から北に約3kmの山中周辺などを約50人態勢で捜索し、靴が見つかったとのこと。結希さんが行方不明になった日に履いていたのはものと特徴が似ており、鑑定などの確認が進められていました」(地方紙社会部記者)

 3月29日には、結希さんの通学かばんも発見。かばんがあった場所と靴があった場所との直線距離は約5kmだ。これらの情報をもとに捜索を継続していた中、遺体が発見された。現在は、身元特定が進められているという。

 結希さんが姿を消したのは、3月23日の午前8時ごろ。校舎から約200m手前で、父親が運転する車から降りた後に行方不明となった。3月25日には顔写真や当日の服装などが公開され、4月13日までに約1000人の警察官らが捜索に投入されていた。

 結希さんの身に、いったい何があったのか。男児と見られる遺体の発見前まで、現地住民たちからは悲痛な祈りが聞こえていた。

「うちの娘は(結希さんより)1つ下で、近い歳ですから、本当に他人事ではないです。ええ、怖いですよ……早く生きて戻ってきてほしいです。だから、この事件が起きてからは、もう本当に気が気じゃないというか……。一刻も早く解決してほしいと願っています」(隣の小学校の小5女児を持つ母親)

「この町に生まれて育ち、この町に嫁いでここまで生きてきたけど、こんな物騒な事件は初めて。誘拐なのか、なんなのかは分かりませんけど、すぐにでも見つかって元気な姿を見たい。その一心ですよ。無事をお祈りしております」(80代の住民女性)