「村上は誰よりも早く球場に来て、トレーニングや可動域の調整、筋力トレーニングやストレッチ、打撃練習など試合に向けてあらゆる準備をしている。ロッカーで何もせずに座り込んでいるムネを見ることとはほとんどなく、常に(野球のために)動いているんです。
常に一歩でも成長しようとする姿勢が、他の選手、チーム全体にもいい影響を与えています。これが“俺たちの最高のプレーヤーなんだ”ってね」
村上の野球に取り組む姿勢が、ホワイトソックス選手たちの意識改革につながっていることを明かす。主軸を任されるミゲル・バルガス選手(26)も地元局のポッドキャストで“村上評”を総じている。
当初よりチームに溶け込むべく英語やスペイン語、そして日本語を含めた3言語でコミュニケーションを図る努力をしている村上。ベンチ内でも積極的に“声かけ”をしているようだ。
「試合ではうまくいかないこともありますが、その時にはムネが“次があるから頑張ろう”といった感じで励ましてくれます。いつも周囲に気を配っていて、みんなを元気づけようとしている。本当に素晴らしいリーダーだよ。
あまり自分を前に出すタイプではないけれど、チームにいてくれて本当にありがたい存在ですね」
ファンの最大のお目当てになっている
また『MLBネットワーク』のジョン・ヘイマン記者は、公式Xに投稿された動画で村上入団後のシカゴに起きた変化を明かしている。
「先日、ちょうどシカゴに行きまたが、街中のあらゆる場所に“ムネ(のポスターや看板)”がありました。今、ホワイトソックスの試合を観に来るファンにとって、彼こそが最大のお目当てとなっているのでしょう」
長らく低迷が続いていたホワイトソックスの“救世主”として見なされているのだろう。地元・シカゴでは“ムネフィーバー”に湧き上がっているようだが、ヘイマン記者が案じるのはチームと結んだ「2年契約」。
「2027年のシーズンが終われば、彼は再びフリーエージェントの権利を得ることになる。それに26歳という若さです。次はさらに大きな契約を勝ち取ることになるでしょう」
にわかに活気づいてきたホワイトソックスと、シカゴのファン。2年後には争奪戦になるであろう“Mura-God”を、チームに引き留めることができるだろうか。

















