日本社会の現状に、「遅れてる! 海外ではありえない!」なんて目くじらを立てている人もいますが……。いえいえ、他の国の皆さんも有名人や王室のゴシップや下ネタは大好きで、若者はおバカなことをしでかすし、高齢者は変なこだわりで周囲を振り回すし、しょーもない男女のケンカも日常茶飯事なんですってば! そんな、「衝撃」「笑える」「トホホ」がキーワードの世界の下世話なニュースを、Xで圧倒的な人気を誇る「May_Roma」(めいろま)こと谷本真由美さんに紹介していただきます。人間の思考回路や行動なんて、基本は一緒なんです!
イラン情勢を受けて、石油および関連製品などが不足する不安が叫ばれています。私が暮らすイギリスでも、連日、エネルギー関連のニュースが報道されており、国際エネルギー機関(IEA)が、「欧州にはおそらく6週間分の航空燃料しか残っていない」と警告するほど。
欧米に“転売文化”はない?
夏休みに飛行機が飛ばなくなる可能性もあるため、バカンス大好きイギリス人は、「遊びに行けなくなるじゃん!!」と、まじめに“不まじめな心配”をしているんですよね。
燃料不足は物流にも影響を与えますから、自給率が低いイギリスでは食料も不足してしまうのではないかと懸念されています。
野菜や果物の多くを輸入に頼っているため、アメリカ&イスラエルとイランの対立が長引けば、食卓も大ダメージを受ける─ホントに世界中が大迷惑を被っているんですよね……。
こうしたニュースが報道されれば、スーパーで商品を買い占める人が出ても不思議ではありません。現に、日本や中国では塗装用シンナーが買い占められ、フリマサイトやオークションサイトで高値で転売される事態になっています。
ところが! 欧米では、いわゆる“転売ヤー”は見かけません。一部、そうしたことをする人もいるでしょうが、コロナ禍初期のときでさえマスクを買い占め、転売するといった現象は見られませんでした。
あくまで私個人の推測ですが、欧米では消費者の警戒心が強く、出どころがはっきりしないものは買わないことが挙げられます。また、寄付文化が根づいているので、買い占めて転売するという行為そのものに対する忌避感もあるのだと思います。
そして、元も子もないことを言えば、転売のような小銭稼ぎよりも、倉庫を襲って強奪して売りさばく─稼ぎ方の違いもあるわけです。裏を返せば、日本は治安が良いから“転売止まり”で済んでいるとも。治安が悪くなったら、お金を払っていったん買うといった(ある意味、行儀のいい)プロセスはすっ飛ばされ、直で人気商品や生活必需品を奪うという行動になるでしょうからね。
転売ヤーが跋扈(ばっこ)するということは、それだけ治安が良いことを物語る、なんとも皮肉なお話なのかもしれません。

















