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ー “食通”夫婦がよく注文するのは

「20年以上も前から店に来てくれていたのに、全然気づかなかったんです」

 そう週刊女性に明かすのは、東京都世田谷区にある洋食店「キッチンマカベ」店主の奥さん。1961年創業という老舗店には地元住民はもちろん、長年通う有名人も少なくない。ユーミンこと松任谷由実も常連だったと判明したのは、2020年のコロナ禍だったという。

「電話でテイクアウトの注文をもらったときに“松任谷です”と名乗られたので、もしかしてと思いました」(店主の奥さん)

 昔からファンだという奥さんが「何で今まで気づかなかったのでしょうか……」とユーミンに尋ねてみると、ニヤリとして「オーラ消してますから」と答えたという。

 ユーミンは昨年11月から全国ホールツアー『THE WORMHOLE TOUR 2025-26』を開催中。72歳となった自身の年齢に合わせ、全72公演を実施予定だ。

 毎年冬には、新潟県の苗場プリンスホテルで開催するコンサート『SURF & SNOW in Naeba』が恒例となっているが、その前日にも、夫婦でキッチンマカベを訪れることが多いという。

 料理好きのユーミンは自宅でも料理担当。

「外食時にはお店の味つけを教えてもらったり、盛りつけを家での手料理に取り入れたりするそうです」(音楽誌ライター、以下同)

 夫で音楽プロデューサーの正隆氏もかなりの食通で、雑誌の料理特集に登場することも多い。

「お取り寄せマニアでもあり、エビ餃子をよく注文するんだとか」

“食通”夫婦がよく注文するのは

約束を忘れることなく、半年後に来店したユーミンが書いたサイン
約束を忘れることなく、半年後に来店したユーミンが書いたサイン

 そんな食にこだわる夫婦がキッチンマカベでよく注文するのは、「カキフライ」「ポークジンジャー」「オム・コロ」(オムライスとクリームコロッケのセット)だという。

「おふたりとも腰が低くて素敵な方です。“お料理、楽しみにしてます”と、いつも言ってくださるのでうれしいです」(前出・店主の奥さん、以下同)

 店内には有名人のサインが並ぶが、ひと際目立つのが『14番目の月』のレコードジャケットに書かれたユーミンのサイン。レコードは店主夫妻の私物だという。

「“レコードを持っているので、それにサインしてほしい”とお伝えしたら、半年後に“今日はお約束のサインを書きに来ました”と言って、本当に来店してくださったんです」

 ユーミンといえば1974年、長崎県の五島列島に住む高校生が、彼女がMCを務めるラジオ番組に送った「校歌を作ってほしい」という便りに応えて、楽曲『瞳を閉じて』を書き下ろしたのは有名な話。“約束を守る律義なユーミン”は今なお健在のようだ。