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ー 練習時の温度を「4度アップ」

 

 プロ野球のセ・パ交流戦も佳境に差し掛かり、夏の気配がにわかにし始めたこの頃。つい最近まで混乱の最中にあった巨人こと読売ジャイアンツは、夏の戦いに向けてある“秘策”を展開しているという。

練習時の温度を「4度アップ」

 阿部慎之助元監督の電撃辞任劇を受け、橋上秀樹氏が監督に就任した巨人。開幕から1、2番で固定起用されてきたキャベッジの打順にテコ入れするなどの“橋上マジック”が功を奏し、本拠地・東京ドームで行われた直近の試合を6試合無敗で駆け抜けている。

 そんな巨人が進めているのは、“暑さ対策”だという。

「5月26日に行われたソフトバンク戦から、東京ドームの試合前練習の際に場内の温度を4度上げているんです。これは“暑熱順化”といって、選手の身体を暑さに慣れさせることが目的だそう。ドームの空調は普段、22度に設定されていましたが、巨人の試合前練習時に限って26度となっているといいます」(スポーツ紙記者)

『暑熱順化』は熱中症予防法の1つとしても知られ、汗の蒸発により気化熱で体温が下がることを利用し、汗をかきやすい体をつくることが狙い。巨人は昨シーズンの7月と8月、20勝25敗1分けと負け越しの記録となった。酷暑の環境で有名な阪神タイガースの甲子園球場、広島東洋カープのマツダスタジアムでは、暑さによる脱水など選手のトラブルが多発して特に苦戦を強いられた。

巨人の橋上秀樹監督代行(球団公式サイトより)
巨人の橋上秀樹監督代行(球団公式サイトより)

 そんな“鬼門”の突破に向けて編み出された新施策だが、野球ファンからは「室温上げて体が強くなったなんて聞いたことない。ほんまやったら皆もうやっとるわ」「電気代ケチる言い訳うまいね」「『暑さ耐性つけろ』って…選手汗だく地獄やんけ」「相変わらず底の浅い対策してんな」「逆に今から暑さバテをすると自律神経が弱って夏場は更にバテるのでは?」など、辛辣な反応が集まっている。

「空調の調節だけでなく、巨人は選手たちに練習中、厚着の服装を推奨していて、冬場のような装いで練習する選手は汗をびっしょりとかいています。初の作戦なので効果はまだ未知数ですが、これで夏場をいい形で乗り切ることができれば、成績にもつながり電気代の節約にもなる“妙案”だと言えるでしょう」(スポーツ誌ライター)

 現時点ではファンも懐疑的な目を向ける、巨人の秘策。果たして、吉と出るか、凶と出るか……。