ファンからは「かわいい」とも評判の巨人・浦田俊輔(公式インスタグラムより)
ファンからは「かわいい」とも評判の巨人・浦田俊輔(公式インスタグラムより)
【写真】「かわいい」と評判も、原辰徳氏も絶賛する「新人王」候補のイケメン選手

「これまでの傾向として、新人王の選考では先発投手の勝利数が重視されるケースが圧倒的に多かった。救援の田和は初登板から素晴らしいピッチングを続けていますが、まだ勝ち試合での登板が少なく、ホールドポイントがそれほど伸びてくる気配はない。そのため、現時点では5勝をマークして先発ローテを守る竹丸が依然として有利な状況にあるのは間違いないでしょう。しかし、もし浦田が打率を.270まで上げて盗塁王のタイトルを獲得するようなことになれば、大逆転する可能性は十分にあります」(スポーツ紙デスク)

 他球団を見渡せば、中日・櫻井頼之介、DeNA・篠木健太郎、ヤクルト・廣澤優、広島・持丸泰輝、そして阪神・福島圭音や立石正広といった面々がライバルとして名前を連ねているものの、現在のところ成績やチームへの貢献度を見ても竹丸や浦田の活躍には及んでいない状況だ。

「巨人では、キャンプから非凡な打撃センスを見せつけ“育成の星”と呼ばれた平山功太も一時は3割近い打率を残して新人王の有力候補に数えられていましたが、残念ながら怪我で離脱。早期復帰し、戦列に戻ってくれば再び浦田や竹丸らの強力なライバルとして新人王争いに加わりそうです」(同前)

若手を育成、起用した阿部前監督の功績

 まさにチーム内が「新人王候補だらけ」という巨人だが、こうした若手を積極的に起用し、一軍の舞台で戦えるレベルまで辛抱強く育て上げた阿部慎之助前監督の功績は極めて大きい。

「特に浦田は、4月に調子が悪かっただけに、当時の阿部前監督が一軍に帯同させ続け、スタメンや代走で我慢強く起用し続けたことが今の大化けに繋がっています。勝ちながら育成するという難題を背負いながら戦った種まきがあったからこそ、現在の橋上体制下で一気に花開いたと言えますね」(別のスポーツ紙記者)

 ネット上でも《竹丸、田和、浦田に、ケガから戻ってくる平山までいるとか、今年の巨人は新人王候補が多すぎる》《浦田がこのまま打って盗塁王を獲得したら新人王の可能性も十分ある》といった期待の声が多く上がっている。チーム内でのハイレベルな切磋琢磨は、そのままV奪還への大きな原動力となりそうだ。