日本社会の現状に、「遅れてる! 海外ではありえない!」なんて目くじらを立てている人もいますが……。いえいえ、他の国の皆さんも有名人や王室のゴシップや下ネタは大好きで、若者はおバカなことをしでかすし、高齢者は変なこだわりで周囲を振り回すし、しょーもない男女のケンカも日常茶飯事なんですってば! そんな、「衝撃」「笑える」「トホホ」がキーワードの世界の下世話なニュースを、Xで圧倒的な人気を誇る「May_Roma」(めいろま)こと谷本真由美さんに紹介していただきます。人間の思考回路や行動なんて、基本は一緒なんです!
約1年2か月にわたってお送りしてきた当コラムも、ついに最終回。これまで触れてきたように、イギリスで起こっていることは、近い将来、日本でも起こる可能性がとても高いと私は懸念しています。イギリスを反面教師に─ではないですが、このコラムを通じて、皆さんの危機意識が少しでも高まればうれしい限りです。
日本の「安全神話」も崩れる日が近い…?
最後に私から一つアドバイスをするなら、「治安」について真剣に考えてほしいということです。イギリスは、経済が鈍化したことや移民が増加したことで治安が悪化してしまいました(ロンドン中心部については一概には言えませんが)。
実は私自身、一度、空き巣に入られた経験があるのですが、ピッキングで鍵をこじ開けた……なんてカワイイ(?)ものではありません。バールのようなもので、ドアノブ部分をぶち壊されていたのです。それを機に、重金属製のドアや防犯性の高い窓に交換したのですが、その修理に来てくれたのがリトアニア出身の男性で、これまた現在のイギリス社会を象徴する出来事でした。
というのも、彼らは若くして手に職を持ち、英語も堪能なため、現地のイギリス人の仕事を奪う形になっているんですね。そうした背景もあって、労働者階級が右派ポピュリスト政党を支持するという状況をつくり出している。きちんとした有能な移民であっても、結果的に移民排斥につながるわけですから根が深いのです。
話を戻しますが、現在、日本では高齢者が暮らす住居が、犯罪グループから狙われるといったニュースが後を絶ちません。「安全神話」が語られた日本も、世界の激動に巻き込まれることを避けられないのだと痛感します。
イギリスの住宅街での強盗の手口は、日本の想像を絶するものです。白昼堂々、重機や電動工具を使って物理的に家を破壊して盗みを行う手口が横行し、車の盗難もあっという間。その日のうちに海外に運んでしまうような国際的な窃盗団が暗躍しています。そういえば、銀座でも宝石店が白昼堂々襲撃されたりしましたよね……。
不安を煽りたいわけではないんですよ。ただ、日本の家屋って、いまだに玄関が引き戸だったりと、びっくりするくらい侵入が簡単なんですね。日本の住宅の防犯性の低さを、もっと日本人は自覚したほうがいいです。これからの日本の治安は、自分たちの想像を超えるスピードで悪化していきます。自らを守るための準備が必要です。防犯もそうですし、資産を守ることもそうです。
またどこかで、『週刊女性』の読者の皆さんと会える日を楽しみにしています。そのときは、もっとくだらないニュースをお伝えできればいいんだけど。おバカなニュースを伝えられるってことは、それだけ平和ってことですから。
構成/我妻弘崇

















