7月22日、横浜DeNAベイスターズの藤浪晋太郎投手(32)が4年ぶりに甲子園球場のマウンドに立った。試合後には「余裕はなかったが、ちょっとは楽しめた」と振り返った藤浪だが、“初対面”の阪神タイガース・森下翔太選手(25)の打席が物議を醸してーー。
2025年7月のDeNA移籍以降、この日が初めて“古巣”との対戦になった藤浪。日本球界後も懸念される「制球難」だが、やはり初回から顔をのぞかせた。ワンアウト一塁の場面で3番・森下に投じた2球目、4球目が胸元に抜けるボール球となり、思わずのけ反ってよける場面も。
大きくどよめく甲子園に動揺したのか結局、森下にはストライクが入らずにストレートの四球。それでも続く4番の佐藤輝明選手(27)、5番の大山悠輔選手(31)を連続三振に仕留めてピンチを切り抜けた藤浪。3回裏に迎えた2度目の対戦では、明らかにベースから離れて立つ森下を相手に、インコースを2球続けた後に外よりのカットボールを打ち上げさせてショートフライに。
しかし藤浪は佐藤を抑えたものの、大山に投じたカーブが胸元にすっぽ抜けて死球。帽子をとって謝罪する藤浪に、大山は「大丈夫」と手を挙げて応えて一塁へ。するとツーアウトから後続に四球と2本のヒットを与えて1点を献上。
1球もバットを振ることなく三球三振
そして4回裏ツーアウトで迎えた森下の3打席目。やはり死球に備えてなのだろう。打席後方に立ったまま、1球もバットを振ることなく三球三振でベンチに戻るのだった。
5回途中まで95球を投げた藤浪は被安打5、四死球5とお世辞にも見事な投球とは言えないながらも1失点で押さえる力投。交代を告げられてマウンドから降りる際、阪神ファンで埋め尽くされた甲子園球場からは、かつてのエースへの惜しみない拍手が送られた。
しかし試合中、藤浪の投球と同様に荒れていたのがネットだ。というのも藤浪相手にノーヒットで終わった、森下の打席に不満を覚えるファンも多かったからだ。























