十数名が関与しても「個人の問題」

 同校サッカー部は、7月25日開幕のインターハイに2年ぶりに出場予定。今回の件についてはあくまで「個人の問題」として、飲酒・喫煙に関与した部員を除くメンバーで大会に臨む方針だという。

 しかし、処分の対象は十数人に及ぶ。寮という環境で複数の部員が関与していた事実からすれば、「個人の問題」というより、組織的な問題とも言えるが……。

「4年前の飲酒騒動もそうですが、高校サッカー界では近年、他校も含めていじめ問題や不祥事が相次いでいます。処分が甘いケースも多く、そうした対応が続けば、生徒側は“この程度なら許される”と受け止めかねません。同じような問題を繰り返さないためにも、学校側にはより踏み込んだ再発防止策が求められるでしょう」(スポーツ誌ライター)

サッカーや野球をはじめ、運動部が盛んな青森山田高校(公式インスタグラムより)
サッカーや野球をはじめ、運動部が盛んな青森山田高校(公式インスタグラムより)
【写真】飲酒・喫煙を「校則違反」と発言…炎上した青森山田高校の校長

 今回の学校側の判断に対し、ネット上では「たった4年で再発って…完全に舐められてる」「『十数名の悪事』が個人の問題で済まされてはいけない」「親元を離れた未成年を預かる教育機関として、監督者の認識があまりにも甘い」「学校として重く受け止めるなら、前回以上に厳しい措置を示す必要があるのでは?」「インターハイ出場は絶対にありえない」「何度も同じ問題を繰り返し、改善がされないのは、学校自体に問題があるとしか思えない」など、疑問の声が相次いでいる。

 またも問題が発覚した青森山田高校サッカー部。複数の部員が関与した騒動をこのまま「個人の問題」として片づけるのか……名門校としての姿勢が、改めて問われている。