「女優ライトを当ててる?」と指摘のあった高市首相(内閣広報官Xより)
「女優ライトを当ててる?」と指摘のあった高市首相(内閣広報官Xより)
【写真】「首相の会見に必要ないだろ」女優“ライト”が当てられている?との声が上がった高市首相

 また国民の反感を買ったのが、7月20日に自身のXで投稿した【久々に5時間も睡眠を取れた】【0時間〜3時間睡眠が常態化】との、“寝ていない”アピールするかのようなポスト。これが炎上した。

「首相就任時の“働いて働いて働いて働いて働いてまいります”発言を意識してか、今も睡眠時間が取れないほどに働いていると訴えたのでしょうが、国民が求めているのは結果です。国会議員が国民のために“頑張る”のは当たり前で、わざわざアピールするあたり、結果が出てないことを自覚し、焦っているようにも見えます。

 そして国民が高市首相に嫌悪感を覚えたのは、非を指摘されて素直に受け止めない、“謙虚さ”のなさを露呈したことだと思います」(前出・政治ライター、以下同)

「謙虚さ」はあった歴代首相

 例えば2018年、安倍晋三元首相(享年67)は内閣支持率の低下を受けて、

「国民の厳しい見方は謙虚に受け止めていかなければならない。信頼回復に努めてまいりたい」

 国民の意見を「謙虚に」受け止めている。また岸田文雄元首相(68)も2023年、一向に回復しない支持率に「調査の結果や指摘は謙虚に受け止めたい」とやはり「謙虚に」向き合うことを示した。

「もちろん自身の信念をもって、国民のために睡眠時間を削ってまで政策を進めているだけに、世論調査での乖離に納得いかない気持ちは当然。が、たとえ意に反した結果としても、まずは“謙虚に受け止める”姿勢を見せるのが政治家です。

 それをムキになって反論するほどに国民の信用、信頼は損なわれます。初の女性総理として“隙を見せられない”との気負いもあるのでしょうが、大半の日本人が“謙虚さ”を美徳とするだけに、これは男性議員、女性議員に関係なく、政治家としての資質が問われる不用意な発言でした」

 2月20日の衆参本会議では「謙虚に、しかし大胆に政権運営に当たっていく」と施政方針を述べていた高市首相。今は「大胆さ」ばかりに目が入っているのだろうか。