TOHOの“稼ぎ頭”

 TOHOシネマズの“高額ポップコーンボックス”は今年に入ってから、度々話題になっているという。

「『名探偵コナン』のスケートボード型(3000円)、『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』のヨッシーのたまご型(6800円)、『プラダを着た悪魔』の赤いバッグ型(6800円)、『Michael/マイケル』のハット型(3800円)など、いずれも映画館で買うには少しハードルが高い値付けがされています。しかし、これらの商品がヒットを飛ばし、売り切れが続出しているのです。

 5月22日に公開された『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の際は、8800円・11800円・14800円(いずれも税込み)と3種類のポップコーンボックスが発売されました。いまやポップコーンボックスはTOHOシネマズの目玉商品かつ、稼ぎ頭となりつつあります」(前出・映画ライター)

 映画を主軸に、第二第三の矢を放つTOHOシネマズ。今回のバズも“バズる”ことだろうが、前出の映画ライターはある懸念点を指摘する。

過去にディズニーリゾートで販売されていたバズのポップコーン(メルカリより)
過去にディズニーリゾートで販売されていたバズのポップコーン(メルカリより)
【写真】本家は約5分の1…1万越えで販売されるポップコーンボックス

「実は同様のパッケージで本家ディズニーからもポップコーンボックスが発売されているのです。現在、その商品は販売期間外となっていますが、価格は2300円と、TOHOの約5分の1。フリマサイトに3000円台で出品されているものも見られます。

 これまでの傾向を踏まえると、ヒットは間違いないのでしょうが、あまりの高価格に反感を買う可能性もあるかもしれませんね」

 ポップコーンボックスで売り上げを図るTOHOの戦略。蔓延る転売対策と、絶妙な値段設定が今後のカギとなるかもしれない。