愛子さまは、“今度は家族3人で来たい”とおっしゃられた

 水族館のアイドルであるラッコのメイも、愛子さまを歓迎するような奇跡を起こした。“イカミミジャンプ”という水槽のガラスに張り付けられたイカの耳を、ジャンプをしてキャッチするパフォーマンスはメイのお家芸なのだが――。

両陛下の時は、イカミミジャンプは3回トライしようと決めていましたが、3回とも失敗してしまい、4回目での成功でした。ラッコのメイはこの半年で体力も衰えたので、イカミミジャンプにトライする回数も減っており、今回は大丈夫だろうかと内心不安でした。飼育担当者も『成功するかどうか分からないですけど……』と話していたのですが、メイの体調もいいので挑戦してみたら、なんと見事1回で成功したんです。愛子さまにもすごく喜んでいただきました。『取れましたね!』と担当者と私の方を見て、はじけた笑顔でおっしゃって、私ももう肩の荷がおりました(笑)

8月1日、鳥羽水族館を訪問された愛子さま。ラッコのメイが“イカミミジャンプ”を成功した瞬間
8月1日、鳥羽水族館を訪問された愛子さま。ラッコのメイが“イカミミジャンプ”を成功した瞬間
【写真】8月1日、鳥羽水族館を訪問された愛子さま。ラッコのメイが“イカミミジャンプ”に成功する瞬間と拍手される場面

 ミラクルを起こしたラッコのメイを前に、さらに打ち解けたご様子も際立った。

1回で成功させたメイに『一発で』など、一緒に盛り上がってくださいました。両陛下のことも“両親”とお話されていましたし、非常にリラックスして楽しまれていたと思います

 愛子さまのお話される様子からは、両陛下とのやり取りが目に浮かんだと若井嘉人館長は続ける。

「今回は伊勢神宮での重要な公務があったにもかかわらずお越しくださり、待望されていたご様子でした。帰り際にも『本当に楽しかったです』と言っていただいて、『次はぜひご両親と三人でいらしてください』とお伝えしたら『ぜひ来たいです』と言っていただきました。お帰りになった後、この日の話題が上がりご一家の団らんの様子が目に浮かぶような、本当に和やかな時間でした」

 そう遠くない将来、さらなる訪問が叶う際には、ご一家おそろいのお姿が見られることに期待が募る。また、なかでも印象深い場面のひとつを若井嘉人館長はこう語る。

愛子さまはジュゴンを見て『癒されますね』とおっしゃっていましたね。普段は激務で大変な場面もおありでしょうけど、ラッコやジュゴンを前に見せられた笑顔は心の底からの笑顔だったんじゃないかと思います。私も愛子さまの笑顔を見て本当に癒されました!ご縁をいただきまして本当に感謝しています」

 心から愛する生き物に触れて癒される愛子さま。その笑顔にまた多くの人が癒され、8月の三重県には“癒しの輪”が広がっていた。