「中村りほ@立憲民主党」の“中の人”とされる男性のインスタグラム。女性政治家の生成AIイラストが
「中村りほ@立憲民主党」の“中の人”とされる男性のインスタグラム。女性政治家の生成AIイラストが
【写真】「中村りほ」の“中の人”か、女性政治家への執着が伺えるSNSアカウント

 そして異様な投稿が繰り返されたのが、「中村りほ@立憲民主党」のアカウントが開設された2024年以降のこと。現中道改革連合の元衆院議員・五十嵐衣里(五十嵐えり)氏、同じく松下玲子氏。立憲の辻元清美参院議員、板津由華(板津ゆか)氏らの“似顔絵”を次々と投稿。いずれも生成AIを使用してのイラストに見える。

 おそらく生成AIにハマったのだろう。女性をメインにした政治関連「ポスター」が投稿され、ついには立憲民主党“非公認キャラクター”とする女性キャラクターも生み出し、【萌えで立憲を元気に】なるコピーも添えている。

 そしてなぜか、部下である市役所幹部職員とラブホテルを利用したことで辞職。2026年1月の市長選で再選した、群馬県前橋市の小川あきら市長の演説予定スケジュールまで投稿。この男性の居住地は前橋市ではない。

【デマやめて!困っています。】

 最新投稿は7月6日、やはりAIで作成したと思われる【県議会議員選挙 立候補検討資料】との自作ビラ。【弱者に寄り添うあたたかい県政へ】とのキャッチフレーズの横には、やさしく微笑みかける「中村りほ」にそっくりな“女性”が。

 とにかく「女性政治家」への執着心が見て取れるようなインスタグラムだった。

 そんな同男性自身も、自民党・高市早苗首相は就任する前の2025年9月には、【私自身についても「立候補するのではないか」との憶測が流れていることを耳にしております。】と、解散総選挙に出馬する可能性を問われたとして、

【デマやめて!困っています。】

 やはりAI生成された“困り顔の女性”を用いて否定。【今はまだ、自らの視野を広げ、多くを学ぶ「準備の時期」】と、この時点ではまだ自身が政治家になる時ではないともしていた。

 AI技術が進化した今、一部では「政治家不要論」まで飛び出すほどに国民の政治への不信感は高い。もちろん「中村りほ@立憲民主党」のような、存在自体が“デマ”であるやり方は論外だが、いずれは本当にAI政治家が誕生する日も来るのかもしれない。