目次
Page 1
ー スマホ料金が高い本当の理由
Page 2
ー スマホ節約の救世主eSIMとデュアルSIM
Page 3
ー スマホ料金見直しの3ステップ

 

 毎月のスマホ代が高いけれど、何を変えればいいのか……。格安SIM、eSIMなども聞くけど、何のことかわからない……。近頃、複雑になってきているスマホ料金のプランや料金形態をITジャーナリストの富塚大海さんが簡単にポイント解説。スマホ料金の今の“仕組み"と、今日からできる節約方法がわかる!

スマホ料金が高い本当の理由

 スマホの料金が高い!「動画を見すぎたから」「長電話したから」と考えがちだが、実はそうではない。

「いちばん多いのは、契約したまま何年も料金形態を見直していないケースです。実際には月10GBしか使っていないのに100GBのプランに入っていたり、契約時にすすめられたオプションがまだ残っていたり、それらを整理すればスマホ料金はもっと安くできます」

 そう話すのは、スマホ料金に詳しいITジャーナリストの富塚大海さん。いちばん見落としやすいのが、家族割やセット割だという。

「大手キャリアのプランは、家族割や自宅のインターネットとのセット割、クレジットカード払いなどの条件がそろうと安くなる設計が少なくありません。子どもの独立や引っ越しなどで割引条件が外れても契約を続けていると、毎月の料金が思った以上に高くなります」(富塚さん、以下同)

 では、何から見直せばいいのか。

「最初にすべきなのは、自分が毎月何にいくら払っているか、その中身を知ること。前述のように、データ通信量とオプションのチェックは必須です。自分が月々何GB使用しているか、電話料金はいくらかなどを把握してください」

 そのうえでプラン変更や、他社への乗り換えを検討。最近は格安SIM(シム)も人気だが、料金だけで飛びつくのは禁物だ。

「格安SIMだと月1000円程度の使用料金に抑えられる場合もありますが、お昼や夕方など利用が集中する時間帯は通信速度が落ちて、ネットがつながりにくいというデメリットがあります」

 通信品質を優先したい人は、大手キャリアの「オンライン専用プラン」やサブブランドも有力候補になる。

「店舗で相談したい方ならワイモバイルやUQモバイル、ネット手続きに抵抗がないならLINEMOやpovo、ahamoなどのキャリアも選択肢になります。安さだけではなく、電話使用が多いのか、ネット中心なのか、動画をよく見て通信量が多めなど、普段の使い方に合わせて選ぶことが、結果的に最も無駄のない契約につながります」