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ー 宮根誠司や羽鳥慎一ら大物が所属

《険しいところに自分で自分を放り出して、もう一度、苦しい環境に置いて成長痛を感じたい》

 3月31日に日本テレビを退社し、華々しくフリーアナウンサーとしてのスタートを切った岩田絵里奈アナ。独立からまもなく半年がたとうとしているが、最近、あまりテレビでその姿を見かけない気が……。

「この半年の主な仕事といえば、ABEMAの生放送特番MCや、古巣の『踊る!さんま御殿!!』へのゲスト出演、ラジオや雑誌インタビューなどの単発仕事といったところ。現在も『世界まる見え!テレビ特捜部』のMCは務めていますが、これは局アナ時代からの継続なので、フリー転身後に新しく決まったレギュラー番組は、事実上ゼロなんです」(スポーツ紙記者)

 岩田は、2018年に日本テレビ入社後、抜群の愛嬌と卓越したアナウンス力で看板番組を担当。視聴者からも局内からも“ポスト水卜アナ”の最有力候補として絶大な支持を集めていた。日テレのエースとして順風満帆なキャリアを歩んでいたが、なぜこれほど苦戦を強いられているのか。元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏は、こう説明する。

「今のテレビ界は非常に厳しい風が吹いています。昨年はフジテレビの不祥事等によって、他局へ広告費が流れる一時的なバブルが起きていました。しかし今年に入ってフジテレビが復調したことでそのバブルが終焉。それと同時に、各局が生放送番組を中心に制作費を削り始めたのです

 この予算削減の波が、フリーアナのキャスティングにも影響しているようだ。

出演料がかさむフリーを避け、追加コストの発生しない自局のアナウンサーを優先するようになりました。岩田さんは、ちょうどこの予算削減が本格化する直前に退社を決めてしまった。状況が変わった不運なタイミングに重なってしまったのです」(鎮目氏、以下同)

宮根誠司や羽鳥慎一ら大物が所属

日テレの退社時には、周囲への感謝の言葉をインスタグラムに投稿した岩田絵里奈
日テレの退社時には、周囲への感謝の言葉をインスタグラムに投稿した岩田絵里奈

 さらに、移籍先である芸能事務所「テイクオフ」の特性も影響している可能性があるという。

「女性アナに特化したセント・フォースなどの事務所は、テレビ局に対してこまやかな営業をかける強いパイプを持っています。対してテイクオフは、宮根誠司さんや羽鳥慎一さんのように、営業をかけずとも向こうから出演依頼が来る超大物を抱える事務所。女性アナを長期的に売り込む営業ノウハウにおいては、専門事務所に比べると若干の差があるのかもしれません」

 だが、まだ悲観する時期ではないという。

テレビのキャスティング交渉は、決定までに半年から1年かかるのが普通です。岩田さんはアナウンス技術や経験、そして親しみやすさも抜群。テレビ業界の予算状況が落ち着き、事務所の営業が実を結び始めれば、幅広いジャンルでの活躍が十分に期待できます」

 “成長痛”を乗り越え、元エースがふたたびテレビを席巻する日はそう遠くなさそうだ。