退陣してから問われる“真価”

 続く7位は、ネットを中心に「増税クソメガネ」と揶揄された岸田文雄第100・101代首相。

「移民推進の親玉のようなイメージ。日本のことをなんとも思ってなさそうに見える」(東京都・31歳)、「国民のために何もやらず、バカ息子を秘書にしたり私利私欲に走った印象があります」(神奈川県・62歳)

 増税のイメージがつきまとうが、国民生活に直接影響する新たな税目の創設などはしていない岸田氏。

「政治資金問題で説明責任から逃げ続けた」(静岡県・42歳)という声があるように、根強い不信感が不名誉なあだ名につながった?

 6位は、森喜朗第85・86代首相。

「とにかく良いイメージがない」(東京都・50歳)、「基本的に女性軽視。失言しか印象がない」(東京都・40歳)

 多くの発言が失言として報道され、首相退任後も舌禍は続いた。東京五輪でも“老害”として暗躍するも、最近は元気がない様子?

 ランキングの5位は、安倍晋三第90・96・97・98代首相。中曽根康弘氏以来の長期政権を維持したが、

「日銀に働きかけて超低金利政策でデフレ経済を定着させた。現在のインフレ、円安の原因をつくった」(神奈川県・78歳)、「旧統一教会を野放しにし続けた」(東京都・50歳)、「モリカケ問題で嘘の釈明をし、死者まで出し、官僚に忖度をさせた」(大阪府・70歳)

 東日本大震災以降、不信感が高まる民主党政権に代わって、自民党政権を復活させ、長く権力を振るった安倍氏。

「不幸な亡くなり方だったが、何代にもわたる統一教会との関係もあり、相続税など他の国にはない税金徴収、アベノミクスは失敗だったと思う」(神奈川県・71歳)

 安倍氏の思い描いた「美しい国」とは何だったのか。

 4位に入ったのは、2009年の歴史的な政権交代の立役者・鳩山由紀夫第93代首相。自民党の長期政権に不満を募らせた国民がすがった希望のはずだった。

「方針がなく、発言もコロコロ変わった」(東京都・76歳)、「辺野古や普天間基地を問題化させたから」(京都府・49歳)

 普天間基地の移設について「最低でも県外」と発言したものの、まとまらずに混乱を招き、政治とカネの問題も発覚。1年も持たずに辞任した。「宇宙人」というあだ名が示すように、国民には理解不能な首相だった?