「このお金はどこにいっているんだろう……」
そんな疑問が毎年のようにネット上で飛び交う『24時間テレビ』。8月29日、30日に放送された『24時間テレビ49』(日本テレビ系)では、番組終了時点で約7億2560万円の募金が集まったが……。
「例外」を除き基本的にはボランティア
今年は女優の星野真里がチャリティーランナーを務め、先天性ミオパチーという筋肉の難病がある11歳の娘・ふうかちゃんを育てる母親として、80キロを完走。娘の歌唱VTRも流れるなど、家族を前面に出した演出で締めくくった。その一方で、番組終了後に決まって浮上するのが「お金」の話だ。
「星野さんの挑戦と、出演者のギャラの話は本来別です。ただ、これだけ大きな金額が動く番組ですから、視聴者が『出演者にはいくら支払われているの?』と気にするのは自然なことだと思います。特にランナーやMCは番組の顔ですからね」(テレビライター)
過去には、出演者の高額ギャラを報じる記事もたびたび登場してきた。2013年には『FLASH』が、嵐に5000万円、大野智にドラマ主演分として500万円を上乗せ、マラソンランナーの大島美幸に1000万円、上戸彩や羽鳥慎一に500万円などと報じられている。
ただ、日本テレビは以前、出演者について「基本的にボランティア」で依頼しているものの、長時間拘束の場合などには「謝礼」を支払う場合があると説明。
実際、近年はランナー本人がギャラについて言及するケースも。2024年にランナーを務めたやす子は「一銭もいただいてないですよ!」と否定。2022年のランナー、EXIT・兼近大樹も「僕、走りましたけど、もらってない」と語っている。
「“ランナーはいくら”という一律の話ではないんですよね。一方で、出演者への支払いが完全にないとも言い切れない。そこがずっと疑問を残している部分でしょう。個別の金額を公表しろというより、チャリティー番組として、どういう考え方で出演者への謝礼を決めているのかが見えれば、印象はかなり違うと思います」(前出・テレビライター)
そして、もうひとつ『24時間テレビ』のお金をめぐって忘れてはいけないのが、2023年に発覚した日本海テレビ元幹部による着服事件だ。元経営戦略局長は会社の売上金など計1118万2575円を着服し、その中には『24時間テレビ』の寄付金264万6020円も含まれていた。
「寄付金は“善意のお金”というイメージが強いだけに、一度でも着服が起きると、視聴者からすれば『本当に大丈夫なの?』となってしまう。だからこそ、以前よりお金の流れを細かく見せる必要があると思います」
























