気になる募金の行方は…
では、実際に募金はどこへ行っているのか。
2025年分では、最終的に約20億1332万円が集まり、横山裕の「マラソン子ども募金」約7億9186万円は、全国の児童養護施設や母子生活支援施設、子ども食堂などへの支援に活用された。一般募金も福祉、環境保護、災害復興などに使われている。
しかし、寄付金のすべてが支援先への直接的な支出に充てられるわけではない。キャッシュレス募金の決済手数料として4695万4818円、不正対策防止関連費用として770万円なども寄付金から支出されている。
「手数料などの経費が発生すること自体は不自然ではありません。ただ、寄付する側からすれば『自分のお金が最終的に何に使われたのか』は知りたい。特に着服事件があった後ならなおさらです。“ちゃんと管理しています”ではなく、“これだけ集まって、これだけ使いました”と数字で見せ続けることが信頼につながると思います」
ランナーやMCのギャラがいくらなのか――という疑問だけではなく、集まった巨額の募金が誰のために、どこへ、いくら使われるのか。「このお金はどこにいっているんだろう」という視聴者の疑問に、数字で答え続けること。それが、50年近く続くチャリティー番組に今求められていることなのかもしれない。


















