「200億円突破」の可能性も
また、興行収入110億円突破に貢献した一つの要素が「特典」だ。
第1弾の特典はバッグや傘などに付ける映画仕様の特別デザインのチャームミニフィギュアで、ランダム全8種だった。
「推しが欲しい人もいれば、全部集めたいという人もいるはず。ランダムなので、回数を重ねてファンは見に行ったり、友人を誘って行くという人もいて、特典がうまく機能したと思います。これだけ種類も多く、ランダムにもかかわらず、炎上しなかったのはさすがだなと思いました」
第3週(8月7日~9日)の週末観客動員数は入場者特典第2弾「ボンボンドロップシール」効果で、前週比158%の驚異的ジャンプアップを見せた。また第5週(8月21日~23日)も入場者特典第3弾「プルバックカー」の配布により、再び前週比137%と数字を伸ばす異例の推移が見られた。
「通常、映画は公開3日間が興行収入が大きくてそこから少しずつ下がるのですが、ちいかわに関しては話題性や特典でその後も伸びていっているんです」
これからの興行収入について、「驚きや話題性による新規層はもう落ち着いてきています。伸びるのは特典により、ファンがリピートするもので、これからどれだけ伸びるかは特典をどれだけ出せるかによると思います。遠い目標ですが、特典を重ねれば、200億円突破も可能性はゼロではありません」と武井さんは話す。
9月からは4DX上映&発声可能応援上映&自動制御ペンライト演出付き応援上映の開催が決定。さらに、ちいかわたちが劇場に登場する「“また会う日まで”お見送り上映会」の実施もある。
さらに、9月5日から特典第4弾、島二郎・セイレーン・ヒトハ・フタバのチャームミニフィギュア(ランダム全4種)の配布開始も決定。
現時点で今年1位の興行収入の映画は『ズートピア2』で157.4億円(7月14日時点)。映画ちいかわはこの数字を超えられるのか、そして200億円突破も特典次第ではなんとかなる!?


















