隣に座った平井知事と話される際も手話を交えていらした

 そして、佳子さまのファッションのこだわりはここにはとどまらない。

「着用されていたのは、『M Maglie le cassette(マーリエ・ル・カセット)』の『ショールカラーワンピース』と思われます。元々のお洋服から、佳子さまは胸元を詰め、袖口にあるパールを外すアレンジを加えられています。胸元が見えないようにするための工夫はもちろんですが、胸の前で手話をする際に赤い布地の上になるよう、生地の面積を増やされているのではないでしょうか。また、袖口に反射する装飾があることで、手話をする際に視線が散ってしまうことを防がれているのかもしれません」(ファッション誌ライター)

9月27日、全国高校生手話パフォーマンス甲子園に参加するため鳥取県を訪問された佳子さま。手話を用いて知事と話される佳子さま。隣の石橋理事長も自然と笑顔に
9月27日、全国高校生手話パフォーマンス甲子園に参加するため鳥取県を訪問された佳子さま。手話を用いて知事と話される佳子さま。隣の石橋理事長も自然と笑顔に
【写真】赤い衣装のおかげで手話がくっきりと見える、佳子さま

 2021年から、公務のない日は『全日本ろうあ連盟』の非常勤嘱託職員として働かれてきた佳子さま。自らも手話を通して会話されるからこその、もう一つの配慮が――。

「当日、観客席では隣に座った平井知事と話される際、手話を交えていらっしゃいました。なぜだろうと思っていたら、反対側の隣に全日本ろうあ連盟の石橋理事長が着席に。他にも会場には耳が聞こえない方が多くいました。そうした状況で言葉のみで会話されることを避けられたのでしょう」(皇室担当記者、以下同)

 華やかなお姿の陰には、常にすべての人へ寄り添う細やかな思いやりと真摯な姿勢が込められている――。