ファンの作品愛に寄り添う商品展開
なかでも今回ハンガーになった範馬勇次郎は、主人公・刃牙の父親であり、作中最強クラスの存在。その肉体と異様な威圧感は『刃牙』を象徴するキャラクターのひとりだ。
「普通のキャラクターグッズであれば、フィギュアやアクリルスタンドにするところですが、勇次郎の“股割り”という、かなりインパクトのある場面を約50cmのハンガーにするのは中々珍しい。
洋服を掛けるという本来の用途以上に、部屋に置いた瞬間に“勇次郎がいる”という存在感を楽しめるアイテムにもなっていて、ファンの作品愛に寄り添った仕上がりになっています」(ホビー雑誌編集者、以下同)
実際、約50cmというサイズは一般的なハンガーと比べてもかなり大きく、洋服を掛ければ勇次郎の股の間に衣類が吊るされるというシュールな光景が完成する。実用品なのか、フィギュアなのか、その境界すら曖昧なところも、この作品らしさと言えるだろう。
「『刃牙』のグッズは、キャラクターの名場面や肉体そのものを大胆に商品化するケースが多いですが、今回はその究極形に近い。ファンなら欲しくなる一方で、家に置いたときのインパクトを考えると“普通にキモい”という感想が出るのも分かります」
“強くなりたくば吊るせッッ”という商品名まで含め、まさに『刃牙』だからこそ成立する今回のハンガー。果たして、これを部屋に迎える猛者はどれほど現れるのか。


















