楠田の降板を報道

「2009年7月、一部メディアが楠田さんの降板を報道。広告不況でギャラの引き下げを提案されたものの、本人が断ったためと伝えられました。しかし、楠田さんは同月22日、自身のブログで9月末の降板を認めながら、ギャラで揉めたという報道を否定したのです」

 そこで明かしたのが、当時のプロデューサーから「若返りをはかりたい」と説明されたという経緯だった。

《正直、とても傷つきました。トシをとったら女性はもう要らないということなのでしょうか》

 大好きな番組で誠実に仕事を重ねてきたという本人の思いとは、かけ離れた判断だった。

「その後も、友人たちが食事に誘って励ましてくれたことなどをブログで報告していました。番組への思い入れが強かったぶん、ショックも大きかったのでしょう」(前出・芸能ジャーナリスト、以下同)

 1974年に日本テレビへアナウンサーとして入社。'81年の退社後は『なるほど!ザ・ワールド』(フジテレビ系)で故・愛川欽也さんとともに司会を務め、人気を博した。『まる見え』は、そんな楠田にとって古巣の看板番組でもあった。

「楠田さんが降板したときは57歳でしたが、現在も番組に出演しているたけしさんは79歳、所さんは71歳です。男性の大御所が長く番組を支える一方で、女性の進行役には“若返り”が求められた。その違いには、やはり疑問が残りますね」

 “若返り”を理由に番組を去った楠田が、今も当時と変わらぬ美しさを保っているのは、なんとも皮肉なところだ。