物価高でも「量・カロリーは減らしていない」

 では物価高によって近年の給食の食材費や給食費、献立内容に変化はあったのだろうか。

「本市では、今年度から実施されている小学校給食費の負担軽減に対応する中で、国の算定する基準額と実際の食材価格との差が生じておりますが、本市では国の基準額を超える食材費用を市が公費負担することで、小学校の保護者の経済的負担を実質ゼロとしています。

 これにより、社会情勢の影響を受けず、児童生徒に必要な給食を提供できる体制を整えております。昨今の物価高騰に伴い、学校給食の食材費用は値上がり傾向にありますが、 給食の具材の量やカロリーについては減少しておりません」

 続けて「保護者や子供たちから『給食が足りない』との声は寄せられていないことからも、現状の給食内容は十分であると考えております」とのことだ。

 砺波市としては一貫して、文部科学省の学校給食摂取基準に基づき必要なエネルギーや栄養を考慮した献立作り、地元食材を活用した安全・安心で栄養バランスの取れた学校給食の提供を心がけている。

「砺波市公式Xが連日投稿する給食写真を見るとボリュームも内容も十分そうに見える給食も多く、8日の給食では《最低ラインこのボリュームで頼む》《ボリューム増えた》など評価する声なども多くなりました。それだけ1日に投稿された給食内容が貧相に見えてしまったことは否定できません。

 1日以降、連日の投稿には給食パトロールみたく監視が付いているような状況で、さまざまな反応が寄せられるようになっています」(社会部記者)

 砺波市では今後も市ホームページやSNSを通じて、これまでどおり子供たちの食べている給食を画像でわかりやすく保護者へのお知らせを含め、正確な情報を発信してくれるそうだ。

 包み隠さずありのままを発信している姿勢と日々の給食を作り、支える現場への敬意も含めて引き続き子どもたちに美味しい食事を届けてほしい─。