既存のアイドル像にとらわれないNumber_i

「そもそも、この歌詞がファンの応援活動を否定する意図で書かれたものとは限りません。周囲からの評価や形式的な称賛にとらわれず、自分たちの信念を貫くという意味にも解釈できます。

 ただ、ファンのなかには、投票企画やランキングで少しでもよい結果を残してほしいと、時間を割いて応援している人もいます。そうした人たちにとっては、『頑張ってるで賞』という言葉が、自分たちの努力を軽く扱われたように響いてしまった可能性があります」(芸能ジャーナリスト、以下同)

 Number_iは、既存のアイドル像にとらわれない音楽性や表現を追求してきたグループでもある。その姿勢が支持を集める一方、今回のように歌詞の受け止め方が分かれることもあるようだ。

「アーティストが自由にメッセージを発信することと、ファンがその言葉をどう感じるかは別の問題です。とくにSTARTO社にいたアイドルの場合、ファンは単に楽曲を聴くだけでなく、投票や購買などを通じて活動を支えているという意識を持つこともあります。そのため、本人たちが意図していなくても、歌詞の一節が応援する側との温度差を感じさせてしまうのでしょう」

 自分たちらしい表現を貫く3人の言葉が、応援に力を注いできたファンに思わぬ波紋を広げている。