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ー 松井監督による“逆転ホームラン”
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ー 「今だったら僕も悩んでいた」

 メジャーリーグ挑戦を表明している横浜高校・織田翔希投手の移籍先に、ロサンゼルス・ドジャースが浮上したことを現地複数メディアが報じている。先日のプロ野球「ドラフト会議」で“強行指名”した読売ジャイアンツにとって、最大のライバルになりそうだ。

「最終目標は世界一のピッチャー」を公言する織田投手にとって、2025年までワールドシリーズ3連覇を達成したドジャースが争奪戦で有利に思える。というのもエース・山本由伸投手をはじめ、“二刀流”大谷翔平投手、若くして渡米した佐々木朗希投手ら日本人選手は、異国の地で挑戦する18歳にとって心強い味方になるだろう。

 またブレイク・スネル投手やタリク・スクバル投手らサイ・ヤング賞を獲得した、MLBを代表する大物投手も在籍しており“お手本”に事欠かない。そんな“ドリームチーム”に野球少年が憧れないはずもない。織田投手が自身のインスタグラムで唯一、国内外のプロチームでフォローしているのがドジャースだ。

 そして驚愕の契約金も報じられた。プロ野球における新人選手の契約金は1億円、出来高払い5000万円を上限としているが、2025年に桐朋高校からオークランド・アスレチックスに入団した森井翔太郎投手は契約金150万ドル(当時のレートで約2億3300万円)を手にしている。

 織田投手には、さらに上回る300万ドルから500万ドル(4億7000万円から7億8000万円)が用意されるとも。もちろん「お金よりも夢」なのだろうが、MLBで一線級の活躍ができれば年間で数億円、数十億円を稼げる世界だけに、プロ野球では到底太刀打ちできない金額だ。

松井監督による“逆転ホームラン”

 片や巨人にとって強みになるのが、新監督に就任した松井秀喜氏。巨人で圧倒的な成績を残してニューヨーク・ヤンキースに移籍。2009年には日本人初のワールドシリーズMVPに選出されたレジェンドで、それ以上に“人間性”が高く評価され、ニューヨークでは元キャプテンのデレク・ジーター氏と並んで評される。

 今後は松井監督による訪問、面会も予想されるが、織田投手がその人柄に絆される可能性も十分にある。10月15日の会見で、「小さい頃はNPBにもすごく夢を持っていましたし、NPBを通った方がメリットの方が多いことがあるかもしれません」とも話したように、巨人側も誠意をもって交渉を重ねれば“逆転ホームラン”もあり得る。

「ただ織田投手ら若い選手にとって、松井監督は“現実味のない遠い存在”に映るかもしれません」とは、MLB事情に詳しいスポーツライターの見解。