「倫理観やばいな」思い返される過去の炎上劇

 今回の騒動を受けて、視聴者の間では、

《コロンブスの時も思ったけど本当に倫理観やばいな これまた止める人いなかったの??》
《コロンブスの時といい、なんでこんな倫理観のグループが人気なん》

 と、記憶に新しい“あの騒動”を想起する声も少なくない。

ディズニーランドの『ベイマックスのハッピーライド』でオリジナル楽曲が流れるMrs.GREENAPPLE(ディズニー公式サイトより)
ディズニーランドの『ベイマックスのハッピーライド』でオリジナル楽曲が流れるMrs.GREENAPPLE(ディズニー公式サイトより)
【写真】明らかにディズニー風、物議を醸しているミセスの『シンデレラ』

「2024年6月に公開された楽曲『コロンブス』のMVを巡る炎上劇のことでしょう。同MVでは歴史上の偉人に扮したメンバーが、孤島で類人猿と遭遇し、ピアノや乗馬を教えるという演出がなされていました。これが“植民地主義や人種差別を助長している”と猛烈な批判を浴び、公開からわずか1日足らずで動画が非公開に追い込まれたのです。

 今回の『シンデレラ』は人権問題に直結するものではありませんが、“自分たちの表現がどのような層に届き、どう受け取られるか”という想像力の面で、再び疑問が投げかけられている状況です」(前出・音楽ライター)

 批判が上がる一方で、一定の評価も得られており、賛否が二極化している『シンデレラ』MV。受け手次第で意見はさまざまだが、社会的な影響力を持つ国民的バンドだからこそ、その表現に対する世間の目は一層シビアになっているのかもしれない。