映画監督としての成功で変えた信頼感

 この“異例”とも言える同情の声の背景には、近年の彼が築き上げた「映画監督・クリエイター」としての確固たる実績がある。

「自叙伝を映画化した『ドロップ』のヒット以降、精力的にメガホンを取り続けてきた品川さん。その後も、『漫才ギャング』や『サンブンノイチ』などを手がけ、2023年には映画『OUT』の監督・脚本を担当。『OUT』では、出演するJO1のメンバーに複数の役を演じてもらい、見た目や芝居を踏まえて配役を決めたと語っています。

「また憩室炎だ……」病院で点滴を受けることになり、3日間断食を報告した『品川庄司』の品川祐(本人のXより)
「また憩室炎だ……」病院で点滴を受けることになり、3日間断食を報告した『品川庄司』の品川祐(本人のXより)
【写真】「病院での点滴と3日間断食」品川祐が明かした病気の内容文

 芸人としての枠を飛び出し、現場で泥臭く作品作りに打ち込む姿が、かつてのネガティブなイメージを払拭し、“実力派クリエイター”としての信頼に繋がったといえるでしょう。また、相方の庄司智春とのコンビ仲の良さや、YouTubeでの等身大な発信も、視聴者の好感度を底上げしている要因の一つ。

 54歳を迎え、尖っていた若手時代とは異なる“大人の余裕”と“仕事への真摯な姿勢”が、現在の幅広い支持層を形成しているのではないでしょうか」(映画ライター)

 3日間の絶食という過酷な療養期間は、多忙を極める彼にとって、神様が与えた「強制休息」なのかもしれない。ネット上の温かいエールを力に、再びパワフルな姿を見せてくれる日を待ちたい。