小出恵介
 昨年の12月31日、東京・巣鴨の商店街に、派手なファッションで街を歩くイケメンの姿があった。

「カーキ色のコートにインナーはヒョウ柄で紫色のパンツ、靴下は赤でした。おじいちゃんおばあちゃんが多い巣鴨だけに目立っていましたね」(目撃した女性)

 昨年はドラマ『Nのために』(TBS系)で自分の過去にトラウマを持つクセの強い役どころを演じ、現在公開中の映画『ジョーカーゲーム』にも出演している俳優の小出恵介。

「巣鴨地蔵通り商店街に『マルジ』という老舗の下着屋さんがあるんです。その前に立ち止まって、スマホでお店の看板の撮影をしたりと観光客のようでした。店内もひととおり見た後、1000円ほどの“赤パンツ”を4枚も買っていました」(前出の女性)

 彼が4枚も購入した“赤パンツ”とは?

「赤色の下着を身につけるとヤル気や情熱を高めるとともに、健康運や金運もアップすると言われています。当店の赤パンツは、へその真下3~4センチのところにある“丹田”と呼ばれる部分を刺激します。東洋医学で“気”の発信源といわれるツボで、赤パンツによって気の流れを強くする効果があるのです」(『マルジ』の店員)

 小出は、この効果だけで“赤パンツ”を購入したわけではないようだ。“ある人”からの推奨品だという。所属事務所は「千原ジュニアさんからのご紹介」と話した。

「小出さんとジュニアさんは6年前にバラエティー番組で共演して以来、プライベートでも仲がよく、飲み会の席で“赤パンツ”のよさをジュニアさんに熱弁されたようで、“俺も赤パンツを買わなきゃ”と、漏らしていました」(芸能プロ関係者)

 たしかにジュニアは、ゲン担ぎとネタのひとつとして赤パンツを愛用していることは公言している。

「’09 年に放送された『人志松本の〇〇な話』(フジ系)でも、その愛着度合いについて話していました。ゲン担ぎ以外にも用途があるようで“芸人たるもの、いつ何時、脱がなくてはいけない状況が来るかわからない”と考えていたときに『マルジ』の赤パンツに出会ったそうです。ジュニアさんの影響でフットボールアワーの後藤さんやサンドウィッチマンのふたり、狩野英孝さんや小島よしおさんも赤パンツを愛用しているそうです」(テレビ局関係者)

 忙しい師走の大みそかに、小出がわざわざ巣鴨へ出向いてまで購入したのは、さらに幸運を引き寄せるためだとか。

「イタリアでは、大みそかに赤色の新しい下着を身につけて新年を迎えると、その年はよい年になるという言い伝えがありますので、小出さんはそれを信じていたのでしょう」(前出・店員)