3月3日、"別れたい妻"三船美佳が離婚や長女の親権を求めた訴訟の第1回口頭弁論が家庭裁判所で行われた。三船は姿を現さなかったが、"別れたくない夫"高橋ジョージは弁護士とともに出廷。

「提訴の内容を見ると、まったく心当たりがない」

 妻側が主張する夫からのモラルハラスメント(精神的な暴力や嫌がらせ)に関しては、全面的に否定したのだ。

 裁判後に高橋は取材陣に囲まれると、

「人を介しても当人同士で話し合いたい。裁判所ではなく、テーブルを囲んで、子どもを置き、ご飯を食べながら、どうしたらいいんだろうねと話し合いができたら、それが僕の夢です」

と、復縁に向けて熱く語った。

三船
別れたい妻

 だが、高橋夫妻を知るある友人は、この会見をテレビで見てア然としたという。

「昨年2月、夫婦そろってイベント仕事があったんです。美佳ちゃんは前年の12月から大阪で、娘と母の3人ですでに別居生活をしていたのですが、久々に美佳ちゃんに会ったジョージさんが"別れたいのか?"って聞いたら、彼女は"うん"ってハッキリ言ったそうなんです。それで、イベント終了後、会場となったホテルで知人の夫婦にも同席してもらい、4人で明け方まで夫婦のこれからについて話し合っていたんですよ」(高橋夫妻に近い人)

 会見では夫婦で話し合いをしていないかのようなことを話していた高橋。だが、昨年2月には長時間の話し合いの場が設けられていたのだ。

「初めはジョージさんが、自分が悪かったというようなことを言って謝っていたそうなんです。でも、美佳ちゃんが家に戻ることに首を縦に振らなかったら、だんだん語気が強くなってきて、最後にはキレて話し合いにならなくなっちゃった。彼女は翌日、大阪でテレビの仕事があったから、寝ずに朝の新幹線に飛び乗り、大阪へ戻ったんです」(前出・夫妻に近い人)

 最後まで"モラハラ"に苦しめられた三船。彼女はどんな思いで新幹線の車窓から外の景色を眺めていたのだろうか。

「昨年2月の話し合いが決裂したので、美佳は離婚を決意したんです。もしかしたら、あのときにジョージさんがきちんと最後まで話し合い、誠心誠意の謝罪をしていれば結果は違ったかもしれません。彼女もそれを心のどこかで望んでいたんです。でも、結局はいつもと同じだった。彼女は"(高橋が)やっぱり変わるのは無理なんだ……"って、寂しそうに話していたのが印象的でした」(三船の友人)