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 ’04 年に、高岡早紀や細川ふみえを輩出した『ミスマガジン』でグランプリを受賞して芸能界デビューした元グラビアアイドルの小坂由佳。

 4月からオープンしている千葉県市原市にある『ウィズママ保育園』の設立に携わったという。

「実は、芸能界を辞めて2年半ほど保育園で働いていました。たくさんの保育園も見て回って、いくつか気になる点もあった。そこで、認可保育所のクオリティーを持った、認可外保育所を作りたいと思うようになりました。そんなとき、ある住宅メーカーに空き物件で保育園を作りませんかという提案をして、採用してもらったという経緯なんです。なので、私が設立したのではなく、アドバイザーとしてプロデュースをしました」

 愛らしいルックスから“バンビ”の愛称で活躍するが、’09 年に突如、芸能界から引退した。

「引退から半年後に彼女のブログには別人のように太った姿がありました。復帰ライブも開催したのですが、グラドル時代の面影はなく、三段腹が目立っていましたね。発言も過激で、あるグラドルのことを“全身整形”とか“年齢詐称”などと暴露していました」(ワイドショースタッフ)

 そんな“お騒がせ”な元グラドルは現在、緩みきった体形をデビュー当時のスレンダーなボディーに戻していた。

「’12 年に会社を立ち上げ、23kgやせた自分のダイエット法を売りにしてビジネスをしています。保育も事業のひとつなんです」(芸能プロ関係者)

 激太りして激やせした経験からダイエット事業に参入するのはうなずける。しかし、結婚しておらず、出産の経験もない彼女が、なぜ保育園を作りたいと思ったのか。

「そもそも、なぜママじゃなければ育児に目を向けないのかと、私は疑問を持っています。結婚して、子どもができたら、みんなパパとママになる。そこで、いきなり育児のことを考え始める。それって勉強しないで試験に臨むのと同じだと思います。子どもは親にとって絶対的に大事な存在なので、責任を持ってある程度の準備はしなくてはいけない。出産してから育児に目を向けるのは遅すぎるということも私は伝えたい」

 すでに保育園には9人の児童がいる。一時保育も受け付けており、1日最大10人まで受け入れられるという。

「私は保育士の資格は持っていませんが保育経験はあるので補助の仕事をしています。週2~3日は通っています」

 小阪には、芸能界への未練は毛頭ないという。

「あのときは、芸能界って話題にならなきゃいけないという“魔法”にかかっていたんです。話題になるためにはどうしたらいいかと思って、ストレス太りをしたんです」