少数意見にも興味深い顔ぶれが

 そのほか、1票だけの少数意見にも、興味深い顔ぶれが。

 舘ひろしを挙げた人は、

「刑事といえばこの人。バイクで走りながらライフルを撃ってほしい」(60代/女性)

 往年の大ヒットドラマ『あぶない刑事』(日本テレビ系)のファンなのだろう。でもそんな過激なシーン、今まであったっけ?

 西田敏行を推す人もいて、

「年上も面白いかも。釣りバカのノリでやってほしい」(50代/女性)

 だから、映画『釣りバカ日誌』の相棒は故・三國連太郎さんだし、そもそもアレ、推理モノですらないし……。

 それ以上に、ありえなさそうなのが、蛭子能収という案。

「無気力な人がいい。やってほしい演技は、バスに乗ること」(40代/男性)

 事件の解決どころか、バス旅だって太川陽介なしでは、ままなりません。

 一見、なるほどと思わせる伊勢谷友介という声にも、なんだかマニアックな理由が。

「色気がある。殴られて、口の端をケガしてほしい」(50代/女性)

 その点、長谷川博己に寄せられたコメントはまともだ。

「長年続いてる強いイメージの作品でも、違和感なく溶け込める」(30代/女性)

 また仲間同様、何度か出演している探偵役・高橋克実に「コンビが見たい」という声も。

 一方、女性候補では、まず山村紅葉

20150317 yumin kaku (3)

「どっしりとしていて、右京さんを手のひらで転がすような場面が見たい」(50代/男性)

 京都ロケが増えそうだ。

 お笑いコンビ『オアシズ』の大久保佳代子には、こんなプランが。

「役柄は行く先々で恋をして、それがなぜだか事件につながるトラブルメーカー」(30代/女性)

 はたして、相棒がトラブルメーカーでいいのか!? 最後に、極めつきの冒険的キャストが、ソフトバンクのCMでおなじみの〝お父さん犬〟カイくん

「いっそ、人間じゃないというのはどうでしょう。人間にはない能力を発揮してもらいたい」(20代/男性)

 それって、ただの警察犬じゃ……。