2015051219 kakosama (4)
ご結婚前、秋篠宮さま主催のテニス大会にも、紀子さまは頻繁に参加されていた(’89年9月)


 秋篠宮さま(49)と紀子さまは、学習院大学時代に知り合い、卒業後、昭和天皇の喪中に婚約を発表されたことは有名だ。そんな「自由さ」と「行動力」を備えた秋篠宮ご夫妻なので、次女・佳子さま(20)を温かく見守っているのでは、と言うのは秋篠宮家を知る関係者。

「特に紀子さまは、週刊誌の報道で"冷徹"とか"細かい"というような報道もあり、佳子さまの日常生活にもそれが及んでいるイメージがあるかもしれません。しかし、高校時代のセクシーなダンスも厳しい親ならダンスをするどころか、見ることも禁止するはずですが、紀子さまはにこやかに見学されていました。佳子さまの私生活について、紀子さまはガミガミ言うことはないと思います」

 佳子さまも成人に際しての記者会見で、紀子さまのことを「週刊誌などではさまざまな取り上げ方をされているようですが、娘の私から見ると、非常に優しく前向きで明るい人」と述べられている。

「学習院大学時代の秋篠宮さま(当時・礼宮)と紀子さまは、自由に交際されていたので、佳子さまをことさら縛るようなことはしないと思いますよ」

 そう話すのは、ある皇室関係者。

「秋篠宮さまは大学内の書店で紀子さまと知り合い、ご自身でつくったサークル『自然文化研究会』で、紀子さまやメンバーと一緒に学習院周辺の飲食店に出入りして、地方旅行もされていました」

 この関係者が、秋篠宮ご夫妻の"青春時代"を振り返る。

「お住まいがある赤坂御用地でテニスをされた後は、みんなで連れだって外苑のいちょう並木を歩いて、青山通りにあるレストランへ夕食をとりにいくこともあったそうです。その途中、並木の暗闇で秋篠宮さまと紀子さまが抱き合っていたところを、学友に目撃されたこともありました。ある日の夜、職員が秋篠宮さまの部屋をノックし在室を確認すると気配があり、後で遅い時間に紀子さまを送りに出られたこともあったそうですよ」

 佳子さまも、ご両親と同じような学生生活を謳歌されるのだろうか。

 皇室を長年取材するジャーナリストで、文化学園大学客員教授の渡辺みどりさんは、こんな見方をする。

「秋篠宮さまの自由闊達さと行動力は佳子さまにも受け継がれていると思うので、ICUで自由恋愛をして早婚ということもありうるかもしれません。ただ、佳子さまは上から3番目という英語のクラスが決まったばかりで、将来の天皇である悠仁さまの姉としての役割も求められます。一部ではお婿さん候補のような人の存在も報じられましたが、恋愛や結婚というよりは、まずは勉学に集中されると思います。その過程で、同級生や研究者などに、気の合う方が見つかればいいですよね」(渡辺さん)

 今年の6月には、結婚25周年の銀婚式を迎える秋篠宮ご夫妻。佳子さまもご両親にならって、ICUでの「恋物語」を始められるのだろうか。