『先生と迷い猫』迷い猫役:ドロップ「歩く演技は私に任せて」
性別:メス
種類:三毛猫
出生地:茨城県
年齢:5歳
好物:キャットフード、猫缶
私、ドロップ。“ニャン優”としては自慢じゃないけど売れっ子なのよ。みなさんとは銀行のCMや『ヨルタモリ』などでテレビ越しにお会いしているけど、もしわからないなら、朝ドラ『あまちゃん』で夏ばっぱ(宮本信子)が飼っていた“かつえ”です、と言えばわかるかしら? 今回、映画『先生と迷い猫』で初主演させてもらったので、取材を受けさせてもらったわ。
私はいろいろな家を渡り歩く野良猫役。それぞれの家で別の名前をつけられているの。気ままに私だけで町を散歩しているシーンがたくさんあるので、完成した映画を見たイッセー尾形さんや共演者のみなさんからは“ドロップはこんなことをやっていたのか”と驚かれたくらい、いろいろなシーンに挑戦しています。
監督も私の演技を優先してくれて、撮影も一発OKが多かったわね。え、何かエピソードが聞きたい? そうねぇ……。本番中、ちょっと気になることがあって、ロケ現場の近くの旅館の中に入っていったこともあったわね。スタッフのみなさんは“どこに行った?”と騒いでいたけど、ちょっと気まぐれで奥の台所でくつろがせていただきました。まあ、すぐに連れ戻されたんですけど。
私をフューチャーした映画の公式写真集『迷い猫』も出版されるので、活躍を楽しみにしててね♡
■『先生と迷い猫』
堅物で偏屈な、校長先生と亡き妻が可愛がっていた1匹の野良猫。そして、その猫を取り巻く町の人たちが織りなすストーリー。10月10日より新宿バルト9ほか、で全国ロードショー。(c)2015「先生と迷い猫」製作委員会 配給クロックワークス
撮影/高梨俊浩