2016/6/16

ドラマ「弱虫ペダル」今泉役・木村達成インタビュー解禁！

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■クールでエリートでお金持ち。それを全面的に出していけたら（笑）

――今泉俊輔役・木村達成

　最近話題の2.5次元とは、漫画やアニメ、ゲームという2次元を原作として制作される、3次元の舞台やミュージカルのことを指す。中でも安定した人気を誇るのが、舞台『弱虫ペダル』。その出演者を中心に、8月からBSスカパー！で、オリジナル連続ドラマ『弱虫ペダル』が制作されることになった。

　舞台で演技力に定評がある俳優が、映像で同じ作品に出演するというのはとても珍しく、連続ドラマのプロデューサー・長内氏も、「2.5次元舞台から実写化する成功例になれば」と期待して企画したという。

　小越勇輝が演じる主人公・小野田坂道の同級生・今泉俊輔役の木村達成にクランクイン前日、意気込みを聞いた。

「僕は舞台には参加してないので、ドラマからの参加なんですけど、舞台でやってきた方が作り上げてきたものもありつつ、僕が演じる今泉俊輔をどう見せていけるかという。プレッシャーを少しずつ感じてきています。

　映像の経験があまりないので、これからドラマをやるにつれて、自分で舞台との違いを見つけていければ。あとやっぱり今泉と言えば、クールでエリートでお金持ち。そういうのも全面的に出していけたらと思います。（笑）

　今泉は小野田坂道と出会って、最初は小馬鹿にするじゃないですけど、そこからだんだん坂道をリスペクトしながら、彼の強みを見つけていくという。そして、坂道を自転車部に勧誘するという大事な仕事を持っていますので、彼が自転車を始める第一歩にならなきゃいけない。そんな存在になれるように頑張っていきたいです。

　プレッシャーは感じてますが、ドラマで1話から演じられる強みも絶対的にあると思っていて。僕が作っていける今泉でもありますし。どちらかというと1話に対してのプレッシャーがすごく強くて。これから回を重ねるごとに、1話が基盤になってくると思うんですよ。1話で出せなかったところは、それ以降でも出せないとは思うので、そこのプレッシャーが大きいかもしれないですね。

　もう、誰が何を言おうが、僕が今泉を演じるので、もちろん認めてもらいたいですし、周りが思うような今泉に自分で近づけられたらと思いますね。エリートでお金持ちで！（笑）　ストイックな今泉を演じられるように頑張ります！」

撮影／廣瀬靖士