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 同じ事務所の所属でいわゆる先輩後輩関係でもある賀来賢人と野村周平が映画『森山中教習所』で初共演。

野村「初めて仕事を一緒にしたんですけど、賀来くんはすごくしっかりしていて、頭のいい人だなって」

賀来「周平は本当に明るくて、天真爛漫!」

――今や互いに“好印象”の2人だけど、最初の出会いはどんな感じ?

野村「今回、仕事で一緒になる前に、1度一緒にご飯に行ったことがあったんです」

賀来「共通の友達がいて、ご飯を食べているときに周平を呼んで」

野村「それからずっと賀来くんのことが気になっていて(笑)」

賀来「かわいい後輩なんですよ、周平は(笑)」

野村「最初は探り探りだったんですが、賀来くんが積極的に話してくれたこともあって、いい感じの距離感になりました」

――2人でご飯に行ったりは?

賀来「う~ん、してないよね」

野村「うん。撮影中もスケジュールがハードで行けなかったしね」

賀来「そもそも俺の連絡先って知らないよね?」

野村「知っていますよ。打ち上げで教えてくれたじゃないですか!」

――打ち上げではどんな話を?

賀来「俺、周平を褒めた気がする」

野村「二次会で」

賀来「いい子いい子したような……」

野村「怖いって思いました(笑)。だから間に(共演者の)岸井(ゆきの)さんを挟みました(笑)」

――どんなところを褒めた?

賀来「褒めたとか上から言える立場でもないんですが、周平は何にでもトライするんですよ。それが正解でも不正解でも! でも、それってなかなかできることじゃない。何でもいいからやりたいことはやるっていう周平のチャレンジ精神が、今回すごく映画に生かされていたなって」

野村「そういうチャレンジ精神みたいな意識はなかったです。ただ楽しいからやる、みたいな! 僕は本能とか直感で動くタイプなんです。賀来くんはそれにプラスして頭で考えて動くタイプ。そこは僕にはないところですね」

――今回の映画にも描かれていましたが、自分にないものを同性の友人に求めたり憧れたり……。そういう男の友情ってわかります?

賀来「わかりますよ。僕も一番仲がいい友達って、真逆の人間ですもん。自分とは違うからこそ意見が面白い! 共感なんてそんなにはいらないんですよ。バカ騒ぎしているとき以外は(笑)。周平は?」

野村「僕は周りに似ている友達が多いかな。俺がいっぱいいるみたいな(笑)。基本的に僕の友達はみんなアクティブ! 身体動かせないとか、騒げないとか言われると“……いや、騒ごうよ!”ってなります(笑)」

賀来「ホント、アクティブだよね。でも……打ち上げは二次会で帰っていたけど?」

野村「あ、あれはすごく体調が悪かったんです!」

賀来「へぇ~帰るんだって、俺言ったもん(笑)」