北川作品は時代のアイコン

北川作品のファンだという斎藤工 撮影/佐藤靖彦
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 脚本は『愛していると言ってくれ』や『ロングバケーション』などを手がけた“ラブストーリーの神様”北川悦吏子。NHKではこれが初執筆となる。

「僕は小学校までシュタイナー教育(ルドルフ・シュタイナーがドイツで始めた独自の教育思想)を受けていて、教育上テレビのない家で育ったんです。中学校で公立に移ってからですね、テレビが家にきたのは。同級生がテレビの話を朝するんです。

 特に北川作品を放送していた時期は見た女子の反応がすごくて。この社会でやっていくには、ドラマを見て同じ情報を共有しないと生きていけないと学びました(笑)」

 そこから、北川作品のファンに。

「北川さんの作品って、見ればその時代がわかるという、いわば“時代のアイコン”なんです。男女の恋愛だけではなく、その時代に起きていることを作品に落とし込んでいる。今やる意味や価値みたいなものが集約されている作品がすごく多いなって思います」