2人が倒したい敵って?

 この原作は漫画だけど、普段、読む機会はある?

白石「僕はどちらかと言えば小説を読むほうが多いです。最近は、次の役作り(大河ドラマ『真田丸』)のために、歴史ものを読んでいます」

鈴木「僕も次の役のための資料や小説が多いです。趣味で読みたい本を選ぶことは少ないですが、唯一、生き物の本や世界遺産系の新書は見ます。変な生き物図鑑とかも好きです。短くまとめるのは難しいんですけど、とにかく世界にはすごい生き物がいるんですよ。例えばキリンとか……」

 キリンのすごさを熱弁し始めようとする鈴木に「たぶんカットされちゃいますよ」と、冗談で笑わせる白石。そんな白石をひじで小突きながら、鈴木は「またお時間たっぷりあるときに語らせてください(笑)」と、テンポのいい会話が続く。

鈴木亮平と白石隼也 撮影/伊藤和幸
鈴木亮平と白石隼也 撮影/伊藤和幸
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 劇中では倒す相手が吸血鬼だったけど、2人には倒したい敵っている?

白石「僕は、朝寝坊してしまう心の弱さ! 目覚ましをセットしても気づかないことがよくあるんです。過去最高の寝坊ですか? たしか、2時間くらい(笑)。現場の都合で撮影時間が押していたり運がよくて、まだ深刻な事態にはなったことがないんですけど。それは絶対に直したいですね、倒します」

鈴木「僕が今、頭に浮かんだのは“字の汚さ”かな」

白石「めちゃくちゃサインの字は達筆じゃないですか」

鈴木「サインは書き慣れているし、そこそこカッコよく見える形を編み出したから(笑)。でも普段は本当にひどい。直したくて1年くらい前にペン習字を申し込んだので、家に教材があります」

白石「今どれくらい進んでるんですか?」

鈴木「たぶん5ページくらい……」

白石「それ、もうやらないやつですよ!(笑)」

鈴木「やるよ!(笑)。でも、教材を見て、文字って本当はこんな形なんだ〜ってビックリすることが多かったんですよ。目からウロコでした」

白石「僕も最近、ちょこちょこ筆ペンを使う機会があるんです。独特な字にはなりますけど、勝負しますか?(笑)」

鈴木「なんでもう勝った顔になってるんだよ!(笑)」