「いちばん難しいのは、愛することやねん……!」

 と語る堤だが、私生活では'13年に結婚、同年10月に娘が誕生。普段、わが子について語ることは少ないが、この日は珍しく“娘デレデレ”エピソードを披露していた。

「今のうちに愛情表現しとかないとさ、俺のほうが先に死んじゃうじゃん。だから、嫌われてもいいやと思って“イヤイヤ”ってかわされるけど、無理やりチューするのよ」

 そんな話をしていると、店員から「すいません、そろそろ……」と退店を促す声が。堤は「おっちゃん働いてるからな!」と全員分の支払いをし、座長の面目を保った。

1軒目を後にする一行。左から松雪泰子、冨岡弘、溝端淳平、黒木華、2軒目へ誘う堤真一の後ろ姿
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 深夜0時半をまわっていたが、全員そろって迷わず2軒目へ。5分ほど歩き、カジュアルな雰囲気のバー『B』に入った。ハイボールやカクテルなどのドリンクを頼み再び演技論に花を咲かせる。

「俺はテクニックないし。唐沢寿明になれないんだよ〜」

 弱気な発言をする堤を溝端がフォローするが、自虐モードは止まらない。酔っ払った彼は関西弁全開だ。

「ちゃうねん。頭張る覚悟はあんねん。ただ、評価されたくないねん。天才にはかなわないからさ。古田新太とかな」

 熱血漢・溝端は全力で先輩を元気づけようとする。