それもそのはず、商品を開発した岐阜県の釣り具メーカー『ジークラック』の青木邦充社長に話を聞くと、

「反町さんが真顔で“琵琶湖でワールドレコードをねらいたいんですよ。そのためのルアーを作ってくれませんか?”と、私に相談されたのが始まりです。より大きいバスを釣るため、反町さんのために作ったルアーなんです」

 どうやら反町の希望でオーダーメードしたものをもとに製作しただけで、監修、プロデュース商品といった名目ではなさそうだ。

 そして彼が言う“ワールドレコード”だが、実は公式記録(73・5センチ)は'09年に“お膝元”の琵琶湖で釣られているのだ。悔しい思いをしたのだろう。

「釣りたいものも釣れないこんな世の中じゃ」と言ったかは定かではないが、作ってもらった特注ルアーを“相棒”に、反町は今なお記録に挑戦し続けている。

 そんな願いも込められたルアー名は『Grande The One』。頭文字をとると、そう、代表作ドラマ『GTO』(フジテレビ系)だ!

「『GTO』はすでに別の商品で商標登録されてしまっていたんです(苦笑)。それで“大物を釣り上げてほしい”という意味も込めてつけました。それでもほかの釣り人には『GTO』として親しまれていますね」(青木社長)