仲間が3日連続で料理した、大地伝授のレシピとは

「演技巧者がそろったので、NGもほとんどありません。孤島で起きた事件のため、屋外ロケも多かったんです。しかし、晴れてほしいときは晴れ、風が欲しいときは吹く。天気まで味方につけて、撮影はいたって快調に進みました」

和やかな雰囲気も“謎の声”で凄惨な現場に (c)テレビ朝日
すべての写真を見る

 撮影現場には飲み物などを用意したテントがあったが、そこに出演者からの差し入れが絶えることはなかったという。

「インパクト勝負でなく、美味しいお菓子などの銘品で埋め尽くされていました。柳葉さんはじゃんがらラーメンのケータリングを差し入れしてくださいましたね。みなさんの差し入れのあまりの豪華さに、制作サイドは鉄板を持ち込み、焼きたてのステーキを召し上がっていただきました」

 出演者は、自分が何番目に殺されるか、どんな殺され方をするのかなどを話して良好な雰囲気。潤滑油になったのは橋爪という。仲間は大地と女子トークで盛り上がった様子。

「料理の話になり、大地さんが伝授した“レタスしゃぶしゃぶ”を、仲間さんは3日連続で作って召し上がったと喜んでいました」

 不朽の名作、豪華出演者に重厚なセットと“不可能に近いことが実現した”今作を、トータル・エンターテイメントとして楽しんでほしいと藤本P。

「密室の殺人や殺害方法など、見たことがあるトリックと感じるかもしれませんがミステリーの多くはこの作品が原点になっているんです。ミステリー好きの方なら必見。原作をお読みになった方は、誰が犯人か、想像がつくかもしれません。しかし、読んだ方でも必ず驚く結末を用意しています

 事件の真相を解き明かしていくオリジナルの登場人物の刑事(沢村一樹、荒川良々)の活躍にも期待して。

※今月14日に渡瀬恒彦さん(享年72)が亡くなる前に取材した記事です。