スペシャルQ&A【崎山つばさ編】

――相手には言ってないけど、感謝していることは?

崎山 この間、『刀ミュ』を見に来てくれたとき、ラーメンおごってくれました(笑)。「ラーメン食べに行こう」って麻璃央から言ってくれたんですけど。特に元気をあげようってことじゃなく、ナチュラルにそうやってしてくれる。もともとそういうタイプの子なんですけど、それで一緒にラーメン食べて、疲れた心が癒やされるというか。僕は「明日も頑張ろう」と思えたので、やっぱりそこは感謝したところではありますね。

――相手に直してほしいところは?

崎山 顔がキレイすぎる(笑)。嫌なところはないですね。そのまま変わらないでいてほしい。まあ麻璃央は大丈夫だと思うんですけど、これから年をとっていろいろ取り巻く環境も仕事とかも変わっていくだろうから。最近大人になってきてるのはいいところですね。それで、まだ大人になりきれてないところがかわいいんで(笑)。

――何フェチですか?

崎山 匂いフェチ。僕、鼻がすごくいいんですよ。匂いに敏感というか。女の人って結構、男の人にはない匂いがあると思うんですよね。フェロモンなのかわかんないですけど。僕は匂いが先行するというか、香りでその人がどういう人なのかなって思っちゃう。好きな香りを説明するのは難しいんですけど、「あ! いい匂いだな」って思うのはすごくある。好感が持てる香りというか。まずいい匂いだなって思ったら、グンと株が上がる感じですね。

崎山つばさ 撮影/森田晃博

――「大人の男」に必要なものは?

崎山 色気。男も女も極論、色気がある人が魅力があるなって思ってて。出そうとして色気を出すこともできるんですけど、そうじゃないほうが僕は色気を感じるというか。無意識にその人が生きてきて生まれた色気みたいなのが年齢を重ねるごとにあると思うんです。身近だと、今『刀ミュ』で共演してる荒木宏文さんには、すごく色気を感じるんですよね。荒木さんの色気は経験してきたものから出るものなのかなって。僕も30代になったら、シワでさえもカッコ良く見えるような、色気のある人間になりたいっていうのはありますね。

――今、悩んでいることは?

崎山 お芝居に関しての悩みは尽きないですよね。100%を出すつもりでやって、じゃあ100%でカーテンコールを迎えられたかっていったら、1回もないですし。常にもっと上に行きたいっていう感覚です。

 見てくださる方にも、今の僕で満足してほしくない。作品として良かったと思っていただくのはすごく嬉しいんですけど、僕を好きになってくれてる人には、また違う僕を見てもらいたいですし。もっと上に連れて行ってあげたいとすごく思います。たくさん役者がいる中で、この人って選ぶのはすごく特別なことだと思うし。僕ができることは「応援しててよかった」と思ってもらえる役者になることだと思ってるんで。それで返したいなっていうのがすごくありますね。

――生まれ変わるなら男? 女?

崎山 女性社会は、生きづらそうだなっていうイメージがありますね。だったら、男で何も気にせずに生きていきたいと思う。女性っていくつになっても常にキレイでいないとみたいなのがあるじゃないですか。それがちょっと大変かな。かといって、女性にはそこを捨ててほしくないと思う自分もいるんですよね。だから、僕はやっぱり男性のほうがいいなって思います。

――絶対に譲れないことは?

崎山 信念みたいなものはあります。この業界はやっぱり椅子取りゲームだと思うし、僕は大学を卒業して23(歳)で入ってスタートが遅いので、他の人と同じように過ごしてたら埋もれるなと思うし、向上心みたいなものは絶対に捨てたくないと思います。でも、感謝とか謙虚さも忘れてはいけないと思ってて。

 役者を始めてしばらくは、アルバイトしながらオーディションを受けたりしている時期もあって。今ではありがたいことにお仕事が続いていくようになったんですけど、その環境の変化に追いつけない自分がいて、ちょっと自分が見えなくなってしまったときがあって。感謝とか謙虚さを忘れてしまったんですよね。でも、そのときに一緒にお仕事していた人に気づかせてもらって。ああ、いけないって思って。これから先も仕事を続けていく上で、そこは絶対忘れちゃダメだなって思ってます。


くろば・まりお◎1993年7月6日、宮城県生まれ。AB型。舞台『男水!』(大阪公演:5月24日~28日森ノ宮ピロティホール)、舞台『黒子のバスケ』OVER-DRIVE出演。ドラマ『ファイブ』は初夏にフジテレビオンデマンドで配信予定&フジテレビ地上波放送も予定。主演映画『アヤメくんののんびり肉食日誌』は10月7日より全国ロードショー。

さきやま・つばさ◎1989年11月3日、千葉県生まれ。B型。舞台『錆色のアーマ』(東京公演:6月8日~18日AiiA 2.5 Theater Tokyo/大阪公演:6月22日~25日森ノ宮ピロティホール)、舞台『煉獄に笑う』(東京公演:8月24日~9月3日サンシャイン劇場/大阪公演:9月9日~10日森ノ宮ピロティホール)出演。ファースト写真集『YOKU』発売中。