これが「おブスしぐさ」だ!

(左)がに股弁慶(右)ひざパカ座り イラスト/柏屋コッコ
(左)がに股弁慶(右)ひざパカ座り イラスト/柏屋コッコ
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だらしない印象を与える「ひざパカ座り」

 座っているときにひざが開いているだけで、だらしない印象になります。印象を決めるのは脚で、いくら美脚タイツをはいていても、脚の隙間が見えると全部ブスに見えます。また、ソファの真ん中にどっかり座りこむのも、遠慮のないおっさん感が出てしまうのでNG。

【対策】 ひざやふくらはぎはもちろん、遠くに流した足のかかとにもう片方の土踏まずを重ねることでエレガント&セクシーに見えます。上半身はリラックスさせて、ソファではお尻をどちらか左右の座面の角に押しつけ、身体全体を傾けて座りましょう。ゆるりとした色気が漂います。

わきが開いている「がに股弁慶」

 立っているとき、足先が外に開いてがに股になり、わきがパッカンと開いて、両腕が外に広がっていませんか。両足に重心をかけると野暮ったくなり、わきを開くと安っぽい女に見えます。また、わきが開いているとゴリラのようで、見た目の印象は3キロ増しに。

【対策】 立ち姿で大切なのは重心。片足をうしろに引き、両脚が1本になるように重ねたら、うしろ足に9:1の割合で大きく重心をかけます。すると、背筋がすっと伸び、品格ある直線を作ることができます。この“Iライン立ち”で第一印象が「美人」になるでしょう。

(左)おばはんもち(右)やじろべえウォーク イラスト/柏屋コッコ
(左)おばはんもち(右)やじろべえウォーク イラスト/柏屋コッコ

横揺れ&腕振りの「やじろべえウォーク」

 歩くときは、猫背&前かがみの姿勢で重心が前にいきがち。さらに、わきをあけて、手を横に振りだし、足をがに股にして、左右に広がるように歩くのは間違いなく“ブス歩き”です。身体全体がやじろべえのように左右に揺れ、腕を振るほどゴリラのように……。

【対策】 両足をそろえてまっすぐに立ち、片足を靴の長さの半分くらいうしろに引きます。そしてモアイ像のように重心をうしろに傾け、あごを引いて正面を見ます。この基本姿勢から、腰から押されるように1歩を踏みだし、ひざ同士は離さない「ニーキッス」で歩くと美しい。

可愛いバッグも台無しの「おばはんもち」

 バッグは買い物カゴのように手に下げるスタイルに要注意。腕を外に向けていると、可愛いバッグもスーパーの買い物カゴのよう。さらに、握りこぶしを作っていると、強そうな“おばはん”のイメージに。わきをあけて重そうに持っているのも、疲れた印象を与えます。

【対策】 わきを締め、バッグや腕を胴体に重ねるのがポイント。腕を身体に重ねることで、華奢見せ効果も期待できます。ショルダーバッグは、ストラップを親指と人さし指でつまむように押さえると上品。トートバッグは手の甲が前に来るように持つとチャーミング。