6月12日、新型コロナウイルス感染拡大への警戒を呼びかける“東京アラート”が解除された。それに伴い、営業を再開する店が増えているが、千葉県のスポーツジムでクラスターが発生したこともあり、フィットネスジムに関しては、利用者が減少しているようだ。そんな中、ある大手芸能事務所専用のフィットネスジムが注目を集めている。

ジャニーズ事務所は岡田准一さん監修でタレント専用のジムを都内にオープンさせたそうです。1年前から工事を始めたので新型コロナは関係ないですが、6月からは感染防止のため最大2人までしか使用できない予約制にするなど、コロナ禍の中でも気兼ねなくトレーニングができるとタレントたちからは好評だそうです」(レコード会社関係者)

 会社員であれば社員食堂や人間ドック、育児支援に資格取得支援……と会社によってさまざまな福利厚生があるが、ジャニーズ以外にもタレントたちに“福利厚生”を用意している芸能事務所はあるのだろうか?

かつては業界団体が運営する芸能人のための年金制度がありました。‘73年から運営を行っていましたが、法改正や景気の悪化により'09年に廃止。現在は事務所単位で設定しているところもあるといった感じですね」(芸能プロ関係者)

浅井企画は約120人にお見舞金を

『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で昨年放送された「事務所ツアーズ」という企画では、『ワタナベエンターテインメント』を紹介する際にこんな福利厚生が紹介されていた。

保養所や研修所のほか、ニューヨークへの研修制度、スポーツジム、年に1回の健康診断が社員、タレントともに利用できるそうです。健康診断は1年目の若手でも受けられるそうですから、タレントファーストですよね。ちなみに同企画で浅井企画を紹介した際には、番組レギュラーを持つと社員や先輩からゴルフセットが贈られるという面白い福利厚生を紹介していました」(お笑いライター)

 そこで、浅井企画に事実かどうか確認すると、

「以前はレギュラーを持った芸人にゴルフセットや特注のスーツをプレゼントしていたそうですが、少し前になくなったと聞いています。なので『流れ星』や『ANZEN漫才』などはもらっていませんね。ただ新型コロナで仕事がなくなってしまったこともあり、若手の芸人やタレントさん約120人にはお見舞金をお渡ししましたよ