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ー p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; text-align: justify; line-height: 14.9px; font: 10.5px Helvetica} 業績がいいのに安い株は狙い目!
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ー ようこりん“推し”の5分野、買い時の優待株
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ー 食
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ー ファッション

 

「豪華な旅行をしたり、おいしいものを食べたり、非日常体験をできるのが株主優待の醍醐味! 優待は企業からのプレゼント。やっぱり女性はプレゼントされるとうれしい」

 そう話すのは、株式投資歴約20年の主婦投資家のようこりんさん。自身はふだんから優待生活を楽しんでいるが、初心者が優待狙いで株を買うには、注意が必要だと言う。

「株は値段が下がるリスクがあります。ですから優待狙いとはいえ、業績や10年チャート(株価の値動き)などは最低限チェックして、株価が下がっているときに買うようにします。もし、購入後に下がってしまっても、業績がよくなればまた株価は上がってくるので、優待をもらいながらキープするのが基本です」(ようこりんさん、以下同)

p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; text-align: justify; line-height: 14.9px; font: 10.5px Helvetica} 業績がいいのに安い株は狙い目!

 今回、ようこりんさんが紹介してくれた16銘柄は、業績がいいのに現時点では安い株ばかり。

「今は鉄道会社や化粧品会社といった業種の株が安くなっています。近鉄や富士急、ミルボン、マンダムなどは、業績が良くなりつつあるので狙い目です。またオリエンタルランドは、かなり下がってきて、買いやすくなったかなと思います。有名企業などで、株価が下がっているところは、要チェックです」

 しかしながらリスクは、株価が下がるだけではない。優待の内容が変わる、あるいは優待がなくなるというリスクもあるというから注意が必要。

「高額優待の発表後、内容や条件が見直されることがあります。例えば再生可能エネルギー施設開発のグリーンエナジー&カンパニーは、'24年5月に300株以上でQUOカード3万円分の優待を発表し、株価が一気に上昇しましたが、'25年3月にQUOカードからデジタルギフトに変更。しかも6か月以上の継続保有が条件となりました」

 あまりに高額な優待は何かあると疑ってもよさそうだ。さらに、株を買ったからといって、すぐに優待がもらえるわけではない。

「株主優待を受けるには“権利確定日”までに、株を購入していなければなりません。権利確定日とは、企業が株主に株主優待の権利を確定する日。権利確定日は会社によって違います。権利確定日の2営業日前までに株式を購入すれば、優待が受け取れます。また優待をもらうには、株を“1年以上保有”など、条件つきのところもあります」