9月5日に公開された橋本環奈の主演映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』が思わぬ苦戦を強いられている。
同名のホラー小説が原作で、2022年に公開された映画版の興行収入は11.8億円。同年のホラー映画No.1となるヒットとなった。今作も新作映画観客動員数では初登場1位となり、“大ヒットスタート”と報じるメディアもあるが……。
平日は観客が3人しかいなかった劇場も
「同日公開の話題作は広瀬すずさんと二階堂ふみさんが出演する『遠い山なみの光』ぐらい。同作はエンタメ路線ではない上、上映回数も『カラダ探し』より少ないため、新作映画で1位になって当然です。週末の興行収入は前作の8割程度となる1億4783万7740円でした」(映画ライター)
前作よりは劣るとはいえ、苦戦というほどではない気もするが……。
「前作は公開後に10〜20代を中心に口コミで話題になり、10億円超えのヒットになりましたが、今回は作品の評判もイマイチなんです。学生の観客が減る平日の興行収入は『遠い山なみの光』に逆転されていますし、このままでは前作の半分どころか、1/3の4億円ほどで終わってしてしまう可能性も」(同・映画ライター)

SNS上でも、
《ホラー要素が少なすぎるし恋愛パートが多くて残念すぎた》
《全然怖くないからずっとポップコーン食べてた》
と内容に不満を感じたという人が散見されたほか、
《客は自分を含めて3人、と関係者ならずとも色々と心配してしまった》
と、観客が少なすぎたという声も。
「主演を務めたNHK『おむすび』は朝ドラ史上最低の視聴率を記録。4月スタートのテレ朝ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』も平均視聴率 5.7%と、苦戦してしまいました。ヒット映画の続編まで伸び悩んでいるのを見ると、世間の“ハシカン離れ”が加速している印象です」(テレビ誌編集者)
福岡のローカルアイドル時代の写真が“1000年に1人の逸材”として話題になり、ブレイク。その後も話題作に多く出演し、朝ドラヒロインに起用されるなど国民的俳優へと成長したが、ここにきて“ハシカン離れ”が進んでいるのは何故なのか。
「昨年10月に『週刊文春』で報じられた、スタッフへのパワハラ疑惑と中川大志さんとの熱愛報道の影響が大きいでしょうね。清純派路線で売っていただけに、イメージとかけ離れたパワハラ疑惑に加えて、熱愛報道で男性ファンが一気に離れてしまったのでは」(同・テレビ誌編集者)
一方、橋本に同情する声も。
「『おむすび』と映画の撮影を掛け持ちするなど、働きすぎですよ。これだけの実績があれば、普通は俳優としての幅を広げるために“脱・アイドル路線”にシフトする時期。26歳になっても売り出し中の若手俳優が演じるようなスクール恋愛ホラーに出るとなると、ちょっと心配になってしまいますね」(芸能事務所関係者)
中川のプロポーズを受け入れ、結婚も秒読みと言われている橋本。結婚を機に電撃引退……なんてことにならないよう、所属事務所は“1000年に1度の逸材”を大事にマネジメントしてほしい。