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前橋市の小川晶市長(公式サイトより)
市職員の既婚男性と複数回にわたりラブホテルを訪れていたことが報じられた、群馬県前橋市の小川晶市長。公用車での移動に加え、県内で記録的短時間大雨情報が発令された日にも利用していたことが明らかになり、連日波紋を呼んでいる。
ホテルは「安心して話せる場所」
世間の注目が集まる中、小川市長は9月24日に臨時会見を開き、「私が特定の職員と複数回ホテルに行ったことは間違いがありません」と認めつつ、「男女の関係はありません」と強調。「誤解を招く軽率な行動であったことを深く反省しています」と謝罪した。
相手の男性職員については「公私にわたる相談に乗ってもらっていました。特別職や他の職員には言えないような悩みもあり、一番にコミュニケーションを取っていた」と説明。「誰の目も気にしなくて何でも相談できる場所」としてラブホテルを選んだと釈明したが、打ち合わせの場としては不自然さが否めない。
また、9月10日の記録的大雨の日にも訪れていたことについては、「ホテルの中でも打ち合わせというか、いつでも何かあれば駆けつけられるような状況にありましたので」と説明。危機管理意識の甘さが露呈する形となった。
「市長は会見で、男性が妻帯者であることも“知っている”と答えていました。“誰にも見られず安心して話せる場所”という説明は、市民の感覚とあまりにもかけ離れています。実際、前橋市役所には25日だけで約500件もの苦情や問い合わせが殺到したといいます」(全国紙政治部記者)