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ー 『紅白』で“タトゥーアーティスト”復活の可能性

 10月11日、NHKで『RADWIMPS 20th YEAR SPECIAL』が放送された。本番組は今年11月にメジャーデビュー20周年を迎えるロックバンド『RADWIMPS』の特別番組で、NHKスタジオで約500名のファンを前に『有心論』や『前々前世』、そしてNHKの連続テレビ小説『あんぱん』の主題歌『賜物』などの人気楽曲が披露された。

『紅白』で“タトゥーアーティスト”復活の可能性

 ネット上では、放送前から盛り上がりを見せていたが、

《もう最高すぎて正座しながら見ました》
《地上波で豪華すぎるよー》
《最高に充実した45分間でした ありがとうNHK》
《再放送してください!!お願いします!!》

 など、満足した時間を過ごしたファンが多かったようだ。

 この日、ボーカル・ギター等を担当する野田洋次郎は本人のアイコンでもある黒のハットにフランスの人気ブランド『メゾンマルジェラ』のノースリーブのトップスを着用。腰のあたりまでは見えるような脇が大きく開いたタンクトップだったのだが、野田のある“ポイント”が際立っていたという。

「野田さんは右の二の腕あたりにある“タトゥー”が丸見えだったのです。本人はSNS等でタトゥーを公開していますし、隠しているわけではないのですが、ネットでは映してもよかったのか、と心配の声も見られました」(スポーツ紙記者、以下同)

右の二の腕にタトゥーが(公野田洋次郎公式Xより)
右の二の腕にタトゥーが(公野田洋次郎公式Xより)

 今年8月、シンガーソングライターの『あいみょん』のタトゥーが一部で報じられ、大晦日の『紅白歌合戦』に影響が出るのではと囁かれた。『紅白』出演アーティストの発表はまだないものの、『あんぱん』の主題歌を担当した『RADWIMPS』に声がかかるのはほぼ確実だろう。しかし、タトゥー問題はどうなるのだろうか。

「昨年の『紅白』では、YOASOBIや優里さんが落選。YOASOBIのAyaseさんと優里さんはともにタトゥーが入っていることから、落選の原因はタトゥーなのではないかという推測が飛び交いました。

 昨今、若い世代を中心にワンポイントのタトゥーを入れる人も多いですが、まだタトゥーに対して不快感を示す人は多い印象です。NHKは公共放送ですし、波風を立てぬよう、なるべく“タトゥーアーティスト”を使わないようにしてきたと思います。

 ただ、今回の『RADWIMPS』の特別番組では、野田さんのタンクトップ姿を認め、放送に至っています。NHKも変わりつつあるのではないでしょうか。『RADWIMPS』の『紅白』出演を皮切りに、これまで“出禁”とされていたタトゥーアーティストたちが今回の『紅白』で復活する可能性もあると思っています」(音楽ライター)

 NHKの判断は――。