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ー 事故直後に動画を回したせいや

 

 10月21日、お笑いコンビ・霜降り明星のせいやが自身のYouTubeチャンネル『霜降り明星せいやのイニミニチャンネル』を更新。高速道路で事故に遭ったことを報告し、ネット上では驚きと心配の声が広がっている。

事故直後に動画を回したせいや

「動画の冒頭では、ロケバスの中と思われる場所から興奮気味に『ほんまにヤバかったな』と語りかけ『死にかけたよな、2人で』とマネージャーとともに振り返っていました。千葉へ向かう途中、タクシー内でYouTubeの撮影を終え、談笑していた矢先に、運転手が突然ハンドルを大きく切り、高速道路の分岐中央へ突っ込んだそうです。せいやさんは動画で衝撃を再現していましたが、アトラクションに乗っているようだったと話していました」(スポーツ紙記者、以下同)

 この突然の報告にX上では、

《全然笑い事じゃないし事故危なすぎるよ》
《こういうのってちゃんと病院行ってるのかな?》
《無事生還してよかった。これからもシートベルト絶対するわ》

 無事を安堵する声と同時に、そのまま仕事へ向かっていることに心配の声も相次いだ。

「せいやさんは『後続車来てたら終わってた』と語り、不幸中の幸いでケガはなかったようです。さらに『シートベルトを絶対しましょう』『シートベルトなかったら顔面から突っ込んでました』と強調し、安全への意識を改めて呼びかけていました」

 動画では現場検証が終わったとみられる映像も公開。分岐点の赤と白の緩衝材は原形を留めないほどに壊れており、タイヤに破片が挟まった写真も映されていた。運転手は放心状態だったと言い、せいやは終始「やばぁ」と動揺を隠せない様子だった。

 一方で、事故直後に「動画回そう」と発したというせいや。お笑い芸人としての“職業病”とも言える反射的な行動も語っていた。

「命の危険を感じた直後にも関わらず、まずカメラを意識したのは、どんな出来事も笑いに変える姿勢が強いせいやさんらしい行動です。今回の動画では真剣な表情で『1回死んだと思ってこの先の人生1日1日やりたいことやりきろう』と“生きることの重さ”を語っていたのが印象的です。芸人としての責任感と、人としての実感の両方がにじみ出ていました」

 動画の最後では、「それを乗り切ってのMステ、命かけてやるんで見てください」と締めくくった。

 事故の衝撃を経て、“生きていること”の意味を噛みしめるように語る姿に、多くの視聴者が胸を打たれる形となった。